「恋愛ってけっこう面倒くさい」彼女いない歴=年齢の青年が“自分を変えたい”と決意するまで
恋愛の悩みは大人になっても尽きないものだが、“女性との性体験が一切ない男性”だけを集めたアイドルグループ「SDT48」をご存知だろうか。彼らは過去さまざまな失敗を重ねてきたに違いない……。そんなワケで、メンバーそれぞれに“恋愛失敗談”を聞いてみた。
現在も実家暮らしで消極的な自分を変えたいとSDT48に加入したチーバさん。ただ、「小さい頃から“モテたい”という気持ちは強かった」と話す。
※チーバさんは3月16日に脱退を発表。取材はそれ以前に行われたものです。了承を得たうえで、取材時の内容のまま記事を配信いたします。
「初めての告白は小学校5年生のとき。ラブレターを書いて渡したんですが、口頭で断られました(笑)。後から聞いた話では、その子には彼氏がいたみたいで。やっぱり小学生で恥ずかしいからか、まわりには内緒にしていて気がつかなかったんです」
その後、中学生になってもチーバさんは好きな子に対して果敢にアプローチをしていたという。
「何人か好きな子に告白しましたが、見事にフラレてしまいました(苦笑)。小学校のときと同じで“じつは彼氏がいるパターン”でした。本当に気が付かなかったんですが、僕のリサーチ不足を感じました」
高校生になってからは自分でいくこともなく、数回告白されたというが、“どうせ付き合うなら好きな人”と決めていたようで、全て断ってしまったんだとか。
「中学生まであんなに恋愛に前向きだったのに、高校生になったら急に気が乗らなくなってしまいました。そもそも相手のことをよく知らないし、恥ずかしいなあみたいな。
恋愛って、リサーチも必要だし、お互いのタイミングも必要となると、けっこう面倒くさいですよね」
まわりも恋愛にそこまで興味がないという環境だったようで、とくに何もなく高校を卒業する。そして美容学校に進学し、「この学校で彼女をつくって恋愛しよう!」と前向きだったようだが……。
「入学初日にビックリしました。イケてる生徒しかいないんです。男子学生はみんなイケメンだし、女の子はみんな可愛い。まわりのスペックの高さにひるんでしまいました」
恋愛する気満々だったチーバさんだが、出鼻をくじかれてしまった。
「それにそもそも結構厳しい専門学校だったので、実際は授業と課題に追われて恋愛どころじゃなかったんですけどね。ただただ忙しかったです」
恋愛ってけっこう面倒くさい
美容学校に入学して萎縮「まわりはイケてる生徒しかいない…」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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