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「パチンコ店でICカード窃盗」がバレて引退したパチンコライター。本人が“当時の心境”を語る<漫画>

パチンコ店のカメラは“かなりの高性能”

 パチンコ店の監視カメラは、手元をアップにするとスマホのLINEのやりとりすらも読めるほど高精度のものを使用している店が多い。それゆえに窃盗事件が起こったとなれば、犯人が店内にいた場合すぐに捕まえることができるという。 「ICカードの置き引き事件は、拾った人がすぐに換金して逃げてしまうケースがほとんど。でも拾った人がパチンコを打っていたとして確変中だったりすると、意外と盗んだまま打ち続ける人も多いんです。カメラだけでなくICカードの中の情報も細かく見られるので、何時何分にどこの台から抜かれたか、そしていつ精算されたかなどはすぐにわかります。店内にいれば100%犯人がわかるので、すぐにお声がけして出禁にしますね」  S氏によると、ICカードの窃盗の場合は「私と同じ考えで、警察に届けることまではしたくない店が多いと思います」とのこと。また、現在はスマスロ・スマパチが導入されたばかりということもあり、台にカードを入れっぱなしで離席してしまう人が増えているようだ。まずは置き忘れないように気をつけること、そして拾った際は即座に届けることを、人として当たり前のことだが改めて強調したい。 取材・文/セールス森田
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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