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元セクシー女優が「ファンからの差し入れ事情」を暴露。差し入れからわかる“危険なファン”の特徴

差し入れはあげたほうがいいのか、やめておくべきか

たかなし亜妖さん さて、この後は「プレゼントをする側」への話になる。推し活をしているとイベントの度に“推しへ何かあげたい病”にかかるファンも多いが、特にこれといって思いつかないなら無理に渡す必要はない。すでにイベント参加費を支払っているのだから、それだけで十分ではないか。 「行けないけど頑張ってください! 家から念を飛ばします!」というリプを飛ばす謎の勢力とは違うので、現地に足を運ぶだけで立派な応援になっていることを忘れないようにしよう。  活動をする本人たちも、差し入れにそこまで執着はない。参加するなら何か上納しろと思う方が少ないレベルで、ファンが思うほどプレゼントはさほど重要な項目ではないとわたしは考える。むしろ余計なもの(賞味期限ぎりぎりすぎるお菓子とか)を持参して相手の荷物を増やすくらないなら、手ぶらで行こう。それがお互いにとってベストである。

どうしてもプレゼントを渡したい時の3つの注意点

 それでも、どうしてもプレゼントを渡したい、自分の推し活スタイル的に何かを渡さないと気が済まない、というこだわりが強いオタクたちのために注意点を伝授しよう。  まず一つ目は「推しの好みをリサーチすること」。贈り物とはあげたら終了ではない。渡すことに意義があるのではなく、「相手が喜んでくれるのか?」までを考えなければただの自己満にすぎないのだから、SNS等をくまなくチェックしてからモノを決めるべき。プロフィールに「甘いものが苦手です」と書いてあるのにチョコレートなんて渡したら、ただの嫌がらせにしかならないので嫌われても仕方がないだろう。  二つ目は「決められたルールを守ること」。事務所の方針や界隈によってあげていいもの・ダメなものが定められているため、ルール外のアイテムを持っていってはいけない。  代表的なNGプレゼントは生ものだが、実はアマギフや商品券といった金券も最近では禁止されることが多い。良かれと思って持って行ってもルールに引っかかったらすべてがパーなので、初心者は特に気をつけたい項目である。
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危険なファンになっていしまう人の特徴
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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