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元セクシー女優が「ファンからの差し入れ事情」を暴露。差し入れからわかる“危険なファン”の特徴

“熱の入りすぎ”に注意しなければならない

たかなし亜妖さん 最後は「高額プレゼントを渡せばいい、という思想に陥らないこと」。推しに認知され、TO(トップオタクの略。要するに一番カネを遣うファン)になりたいがゆえにハイブランドのアイテムを投げまくる人もいるが……。  とにかく“参加するだけで十分”であり、熱を入れすぎると自身がのめり込み過ぎるかもしれない。親戚にランドセルを買ってあげるような気持ちならいいが、「認知されたい」「TOになりたい」というはみ出た感情が少しでも湧いていると、いろいろと危ないからだ。  節度を持ってこその推し活。ハイブラのカバンをあげて推しのハートを掴みたいと思ったら、一度冷静になって考えよう。ただただ喜んでほしい以外の願望が浮かんだ時点で、危険ゾーンにいる自覚を持つべきなのである。

外野がとやかくいう問題ではない

 差し入れ問題は外野が騒ぎ立てることではないし、今回は業界外の人間が余計な油を注いでお祭り騒ぎにした点がものすごく気になった。別にわたしはセクシー女優もそのファンをもかばう気はないが、迷惑を被った人が出てしまった事実をみんなもっと知った方がいい。  SNSの盛り上がり一つで、物事は良い方にも悪い方にも転ぶ。「そんな差し入れ問題で大げさな」と思われるかもしれないが、今一度大人たちは正しいSNSの使い方を見つめ直す機会なのかもしれない。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
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