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「あるある探検隊」でブレイクしたレギュラーの今。“月収ゼロ”時の福祉施設訪問が転機に

普段のネタもウケるようになった

――現在、仕事の比率はどうなっていますか? 松本:さっきお話した通り、10年前くらいは芸人の仕事が全くなくて。それが、介護に関わることで、ベタさとわかりやすさを追求するようになったら、普段のネタがめちゃくちゃウケるようになったんです。 西川:劇場公演やライブの仕事も増えてきましたし、企業パーティーなどの営業に呼ばれる機会も増えてきましたね。 松本:今では、介護とお笑いが4対6くらいの割合です。 ――もう一発屋ではないですね。 松本:僕らが一発屋として終わっていたら「フレッシュでもないから、ぬか床にでも入れとけ」って吉本の社員さんに言われていたんじゃないですかね(笑)。介護の現場に足を踏み入れて10年以上経ちましたが、ある意味いい漬物になってきたと僕らは思っています。 ===== どん底から模索して新しい生きる道を見つけたレギュラーの2人。高齢化社会が進む一方であるからこそ、ますます彼らは引く手数多になっていくはずだ。 <取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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