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シンママの現役グラドルが「家賃は高くても意地でも都内を離れなくて良かった」と思えるワケ

“意地でも都内を離れなくてよかった”と思えるワケ

花見

先日、花見に出かけた

 今住んでいる家は、「これ払っていけるのか?」と不安になるような家賃だが(といってもそんなに高級住宅ではないです)、内見したときに「ここならテンション高く子育てができそう!」と思った。都心部からアクセスが良いので「友達が飲みに来やすいなぁ」と。  賭けに出たわけだが、この選択が個人的には大・大・大成功だったといえる。  まず部屋が気に入っているので、長時間、家にいても全くストレスにならない。直感どおりに本当にたくさんの友達が酒を持って遊びに来てくれているので飲みにいけないストレスもない。  便利な場所なので、子連れで取材や打ち合わせに行きやすいし、逆に自宅まで来てもらったりもする(これは取引先の配慮に感謝だが……)。  もしも家賃が安いというだけのメリットで家を選んで、都心から1時間もかかるようなところに住んでいたら……友人・知人や親も頻繁には来れなかっただろうし、仕事上もつんでいたかもしれない。もちろん、Zoomなどでも大丈夫だろうが「対面で」ということも多く、もしかしたら仕事を失っていた可能性もある。  あとは、そもそも出産するまでの通院が不可能だった気がする。  これは別に埼玉や千葉が悪いという話ではなく、筆者の状況や仕事においては、ただ家賃だけで選んでいたら、都心までの余計なお金がかかってしまったり、結果的にはマイナスだったはずだなぁという経験談だ。

「いつ家賃が払えなくなるか?」という不安はあるけど

 あまり詳しく書くと今住んでいる土地がバレてしまいそうだが、都心部も子育ての手厚いサポートが多い。筆者が駆使しているサポートを他の区に住むママに話すと「そんなサービスあるの!」「それならシンママでもいけるわ!」と驚くほどだ。  これからシングルになる予定の方、シングルになりたい方(!?)、シングルじゃない方々も、家賃だけであまり奥地に引っ込むと、あとあと大変なことになるかも……。  とはいえ、「いつ家賃が払えなくなるか?」という不安とは常に隣り合わせなので、たまに「来月生きていけるかな」と眠れなくなることもある。  でも先日はオカマの友人に「アンタ毎日楽しそうだけど、アタシだったら安定してなくて胃がキリキリしちゃいそう!」と苦笑いされました。東京シンママライフ、今のところ楽しいです! <文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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