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元セクシー女優が「売れると太りやすくなる」理由を暴露。途中で契約を打ち切られてしまうケースも…

セクシー女優の体型管理の難しさ

たかなし亜妖さん 体型管理も仕事のうちだが、職業上仕方がない部分も多い。ぽっちゃり系の需要も多く、芸能界に比べると脱ぎの世界は体型に関して寛容なので、意識が甘くなりやすい。これはセクシー業界だけではなく、実はグラビアアイドルなんかも割と同じような概念を持つ。  細身ならスレンダー系として売り出せるし、元がガリガリならちょっと肥えても普通体型レベルなので許容範囲。むしろ健康的でいいなんて意見が上がれば当の本人も痩せようなんて意思が芽生えづらくなり、マネージャーとしても指摘をするまでに至らない。  また、バストやヒップが大きければ肥えてもむっちり系キャラとして売り出せばOKなので、“その手の客層”に刺さりやすくなる。適材適所という事実をわかってしまえば、体重が増えてもどうにかなるのが、この世界の特殊なルール。ちょっと太ってもオファーを取れることが多いので、相当なプロ意識がない限りデビュー時から変わらぬボディを保つのは非常に厳しい。

太り過ぎると仕事がなくなる恐れも

 とはいえ、「太っても全然大丈夫! だって肥えてもその手のユーザーに需要があるんだからサ!」とお気楽に考えるのはNG。女優それぞれのキャラクターがあるし、体重増加によって今までのイメージが崩壊すればあっという間に仕事がなくなる。特にスレンダー系で売り出していた場合だと、細身女性好きのファンが集まるので、既存の客が一気に離れる恐れがあるのだ。  いくらデビュー時からムチムチキャラだったとしても、あまりに度が過ぎると「ぽちゃで可愛い」からただのドスコイお相撲さんになり、“可愛らしさ”が抜ければ当然ファンはいなくなる。  また専属だった場合はメーカーの看板となるので、見た目に関してかなり厳しい。メーカーの許可なく髪を切る、カラーを変える等がご法度であり、人によってはカラコンの有無まで決まっているため、当然ながら体重の増減も大きく関わってくる。あまりに肥えすぎて途中で契約を打ち切られるケースも、実際に起こり得る悲しき事例だ。
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太ってしまうと行き先は先細ってしまい…
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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