仕事

“社名で選んだ”新入社員の末路。親から会社に「休みます」と連絡、退職理由にア然

休憩時間が終わっても戻ってこない

駐車場「まさか、外にランチに行ってないよなって思いつつ休憩に入りました。45分が経過し休憩時間が終わった頃、Iが戻っていないと報告を受けました。施設内を確認しましたが、どこにもいなかったんです」  スマホに連絡をするも繋がらなかったため、Iへの連絡は上司に任せることに。そして、Iが戻っていたのは、それから30分も過ぎたころだったそうだ。 「戻ってくるなり、『さすがに食べすぎちゃいました』と笑いながら報告してくるんです。ア然としましたよ」  Iは上司に呼ばれ、会議室に消えていったという。そして20分後、戻ってきたIは逆ギレ状態だったようだ。 「外にランチへ行くのがなぜいけないのですか!」

外でランチしたいから「施設車を貸してください!」

 外にランチに行くことは悪いことではない。しかし、時間を守れないのは悪いと説明するも、「駐車場まで遠すぎるから走らないと間に合わない」と返されたとのこと。さらに翌日、近藤さんは耳を疑うような相談を受けた。 「私に施設車両のカギを休憩時に貸してください」  嫌な予感がしつつ理由を聞いたが、案の定“外にランチに行くため”だった。 「もちろん、そんな要求をのむわけにはいかないので断りました。すると、『ランチもいけない職場なんて辞めてやる!』『刑務所かここは!』と怒鳴り、自分の荷物を持って帰ってしまったんです」  その後、上司からIが退職したことを報告された。近藤さんは、「施設車両であれば施設内にあるため、そのぶん移動時間を減らせるという考え自体が異常だ」と憤りを隠せない様子だった。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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