更新日:2024年06月04日 20:13
お金

新NISAで「買ってはいけない投資信託」とは? プロが“4パターン”を指摘

買ってはいけない投資信託④「信託報酬が高い投資信託」

 NISAは長期の積立投資が基本。そのため、保有しているだけで毎年かかる「信託報酬」はジワジワと痛手となる。 「一般的な投資信託の信託報酬は年率0.1%~3%程度に設定されています。保有期間が長ければ長いほど運用成績に影響が出やすいため、信託報酬は低いほうが有利です。ランキング1位と2位の、eMAXIS Slimの米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)は0.09372%と0.05775%で、ともに0.1%未満と驚異的な低さ。これも人気の秘密です」(福島さん) 「長期」「積立」が前提となる新NISAだからこそ、このような“買ってはいけない投資信託”に気をつけて投資の積立投資に臨んでほしい。
(ふくしま・ただし)マネックス証券、マネックス・ユニバーシティ室長。日本テクニカルアナリスト協会国際認定テクニカルアナリスト。金融リテラシー向上のための教育活動に従事。テレビ、ラジオのほか、雑誌やWebでコラムを執筆。著書に『1時間でマスター!マンガと図解でわかる 新NISAの教科書』(扶桑社)、『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』シリーズ(扶桑社)がある。

1時間でマスター!マンガと図解でわかる 新NISAの教科書1時間でマスター!マンガと図解でわかる 新NISAの教科書

今からいくらずつ積み立てたら安心?

1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ