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61歳女性の“還暦ファッショニスタ”。「まわりから浮きたくなかった30代」から自分らしさを取り戻すまで

アイドル衣装の制作で再びオシャレを楽しむように

はる。

現在のはる。さん

 そして、10年ほど前に転機が訪れる。 「1番上の娘が作家なんですが、彼女のツテでアイドル衣装の制作をすることになったんです。娘がデザインを書いて、私がパターンを起こして。昔、モード学園に通っていた経験が、そこですごく活きたんです」  衣装制作をするにあたって、アイドルたちとの打ち合わせの機会が増えた。そこで、はる。さんも「おしゃれしなくっちゃ!」とスイッチが入ったとか。 「もう昔みたいに“好きな服を着よう!”とファッションを楽しむようになりました。打ち合わせのたびに『お母さんオシャレ!』とアイドルの子たちが褒めてくれて嬉しかったです」  そして、もともと大好きだった原宿系や青文字系のファッションを再び楽しむようになったそうだ。

「お孫さんの服を探しにきたんですか?」から、まさかの展開に

 とはいえ、買い物をしていると引っかかることもあった。 「私はターゲットが10代とか20代のブランドの服も着ているんですが、そういうお店の店員さんの中には『お孫さんの服を探しにきたんですか?』と聞いてくる人もいるんです。頭にくるとかはないけど、悲しい気持ちになりました。店側がターゲットを狭めるのはもったいないですよね」  はる。さんは堂々と「自分のものを見にきているんです!」と返した。すると数ヶ月後、そのブランドからDM(ダイレクトメール)が届いた。その内容とは……。 「まさかのPR案件のお願いで。店での一件がありつつ、明らかにブランドのターゲット層と違うであろう私に声をかけてきてくれたんですが、認められた感じがして、素直に嬉しかったですね」
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年齢関係なく好きなファッションを楽しめる世の中になって欲しい
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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