お金

お得な旅行の秘訣は“ポイント”にあり。ポイ活歴5年、元旅行会社社員が明かす「安く旅行するコツ」

わが家のポイント旅行(北海道)のケース

海鮮丼、北海道の市場 数年前、筆者がポイントだけで北海道旅行に行った際の内訳を紹介する。当時2人の子どもは飛行機の座席が不要で費用がかからなかったため、大人2人分の交通費と宿泊費となる。 <交通費>  旅行を計画する際に、ポイントサイトで35,000ポイント程度が貯まっていた。家計の見直しや投資のために銀行口座や証券口座の開設、クレジットカードの発行など、ポイントサイトを通しておこなっていたからだ。  当時、マイルへの変更率は約80%。35,000ポイントが28,000マイルになる計算だ。そこで行き先やシーズンを検討。マイル数が少なく行ける「ローシーズン」の北海道に決定した。現在のANAのマイルを参考にすると、大人1人分の片道が6,000マイルのため、2人分で24,000マイルあれば行ける。 <宿泊>  楽天ポイントの活用が多かったわが家は、楽天トラベルを活用している。当時楽天モバイルに変更したタイミングだったため、キャンペーンで数万ポイントが付与。日常的に貯まったポイントと合算して宿泊費の支払いに充てた。  この旅行は、ポイントサイトとの併用によって選択肢が広がった。今後は子どもにも費用がかかるため、工夫してポイントを貯めていきたい。

物価高でも家族旅行は諦めない

 旅行を通してさまざまな学習や経験を積むことを「旅育」というほど、旅行は人生に影響を与えるイベントである。生活費が高騰しても、家族の思い出や経験のために旅行を諦めたくないのが本音だろう。  節約や貯金など手段は多数あるが、ポイントも工夫しだいで旅行の足しになる。  この夏だけでなく秋の連休や冬休みなど、少し先の家族旅行のために、ポイントの活用法を見直してみてはどうだろうか。 <取材・文/新田ミキ>
フリーライター。1987年、埼玉県生まれ。山梨在住2児の母。子どもが小学生に上がるタイミングで正社員からフリーランスに転身。X(旧Twitter:@mikifreeeee)ではフリーランスママのありのままを発信中。2023年に“小1の壁”をテーマにした電子書籍『小1の壁×在宅ワーク』を出版。
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ