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自宅裏で“立ち小便”をする迷惑老人。困惑する40代女性「目が合ってさらなる恐怖も」

ご近所トラブルに発展するのが怖くて静観

「私が住んでいる地域は田舎で山も多いので、山の中などで男性が立ション(立ち小便)しているのは何度か見たことがあります。でもそれも、私が本当に小さい頃。いまの時代に、当たり前のように溝へ向かってオシッコをする人がいるなんて驚きでした」  立ち小便は、れっきとした軽犯罪法違反。それを堂々と、複数人の男性がやっているのだ。由子さんはすぐに夫にも相談したが、「通報しても、オシッコだとそれまでに終わっているだろうし、我が家への実害もないからなぁ」と困惑するばかり。 「オシッコだけでなく、タバコを吸って工場へ戻る老人もいました。もちろん、タバコは溝へポイ捨て。動画を撮って警察に相談しようとも考えましたが、位置的に放尿の様子が見える住宅が限られていることもあり、ご近所トラブルに発展するのが怖くて諦めています

なぜか気になって放尿を見てしまう

疲れきった主婦

※写真はイメージです

 しかもある日、放尿をしている老人のひとりと目が合ってしまった由子さん。老人たちはそれ以降、由子さんを呼ぶかのように口笛を吹いてから放尿をするようになったという。そんな男性たちに嫌悪感や怒りを覚えつつも、気になってそっと覗いてしまうという由子さん。 「すごく嫌悪感を抱いているのに、気になって放尿を見てしまう自分のことも気持ち悪くて……。決して放尿する姿を見たいわけではないため、自分でも困惑しています。引っ越したくてもローンがたっぷり残っているし、通報も怖くてできないし、気がヘンになりそうです」  夫から、「昼間パートしたり友だちとランチや買い物に出かけたりしてみたら?」と提案されて由子さんも検討中とのことだが、まったく迷惑な話といえる。私たち自身も歳を重ねたとき、“迷惑老人”などと言われないようマナーを大切に常識的な振る舞いを心がけたいものだ。 <TEXT/夏川夏実>
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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