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日本人コスプレイヤーが“海外イベント”に見出した活路「日本での売上の何倍にも」

会社員時代のスキルが活きている

Chloe BABY 同人誌を作って売ることを「趣味兼仕事」といい、現在はすごく充実しているという。じつは、彼女には働き方にもポリシーがある。 「毎月、売上の目標額を決めていて、別にすごく稼いでいるというわけではないのですが、それ以上は働かない。会社員時代に学んだ編集スキルが活きていて、自分で言うのもなんですが、かなり早いですよ。写真さえあれば、入稿まで5時間とか。まわりの子が何日もかかる作業が半日で終わるので効率はいいかなって」  目標を達成して働かない日は何をやっているのか聞けば「だいたい飲んでます!」と満面の笑み。 「私はとにかくお酒が大好き! お酒を飲むために働いていると言っても過言ではないです!それにお酒を飲んでいることで人脈はかなり広がりました。例えば、バーズデーのイラストを『監獄学園』(プリズンスクール)の先生に書いてもらえたり、飲み会で知り合った方が酒造さんで黒糖焼酎の中身もラベルもオリジナルで作ってもらえたり、お酒を呑む時間が増えて良いことばかりです」 Chloe BABY 今後は今の働き方を続けながら、「後継者を育てていきたい」と意気込む。 「私は裏方もできるから、代わりに出ていってくれる子を育てたいという気持ちがありますね。でもコスプレが大好きなので、限界まで現役でいたいですね!」  Chloe BABYさんは、そう言って目を輝かせていた。 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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