恋愛・結婚

通勤中の銀座ホステスと“ナンパおじさん”の攻防「迷惑を通り越して恐怖」

憤慨おじさん

 
みずえちゃん

風呂上がりのみずえちゃん

 憤慨した様子のおじさんは「だいたい同伴なんてしている男は負け組なんだよ」と反論しました。「鼻の下伸ばしちゃって情けないよ」と。はいはい。銀座エアプです。ドラマかなんかの見過ぎです。  銀座に定期的に通えて、同伴でホステスに高価な食事をご馳走できる男性が、我々ごときに鼻の下なんて伸ばすわけないじゃないですか。仮にほんのちょっと伸びていたとしても、スマートでエレガントな鼻の下ですよ。銀座にいらっしゃる男性はイケメンで素敵な方ばかりです。  恵まれないおじさんの嫉妬ほどみっともないものってないです。どこからどう見ても負け組はお前(付きまといおじさん)です。可哀想になりました。

置いていかれるおじさん

 いつもより時間がかかりましたが、ようやくセットサロンに到着しました。慈悲深い私は「それでは私はこちらで……ごきげんよう」と負け組おじさんに別れを告げ、立ち去りました。おじさんはひとりで何かブツブツと言い続けていました。  黒服や通勤中のホステスたちがおじさんを怪訝そうな顔で見つめていました。  ああなっちゃうと終わりです。ブツブツ言ってないで働いてしこたまお金を稼ぎましょう。オダギリジョーでも高橋一生でもなくても、お金を稼いだらチヤホヤされ放題なんて夢があるじゃないですか。  丸腰で勝負を挑んでいいのは若者だけです。おじさんはおじさんなんだから、課金しまくって、オトナのチカラってもんを見せつけまくって欲しいものです。

タダほど高いものはない

   今回は「通勤中の銀座ホステスを狙うナンパおじさん」についてお話しました。路上で女性に声をかけるのはよしましょう。1億%大迷惑です。一歩間違えれば犯罪とみなされる行為です。  だいたいタダほど高いものはないんですよ。私の友人は、ナンパした女の子を家に連れ込んで、お財布から8万円抜かれました。高い勉強代です。  30過ぎても給料据え置き4畳半ワンルームアパート住まいのおじさんは、相席居酒屋にでも行くのがいいでしょう。頑張ってください。 <文/みずえちゃん>
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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