「私を追い抜いて行った車は、アクセルをふかし反対車線にはみ出したんです。再度、前の車を追い抜こうとしたようなのですが、ふかしたアクセルと急に右に切ったハンドルとのバランスが悪かったんだと思います。そして、雪道ですからね」 　北野さんは、どのような力が働いたのかまでは分からなかったというが、車は180度反転したとのこと。たまたま反対車線に車がいなかったため、幸い大事故にはならなかった。 「こんな雪道でムリな運転を繰り返した罰だと思いました。もちろん、悪いのはあおり運転の車ですが、私自身も急いでいるときに前の車がノロノロと走っているとイラ立ちますし、つい乱暴な運転になってしまうこともあります」 　それが思わぬ事故につながる場合もあるのだ。今回あおり運転に遭遇して、北野さんは「今後の教訓として受け止めたい」と思ったという。 ＜取材・文／chimi86＞2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。