恋愛・結婚

「早く帰りたい」銀座ホステスが明かす、初デートの失敗談

別れ際の引き止め方が強引すぎる①

 
焼き鳥

※写真はイメージです

「ありえないんだけど!」と話す友人Bが憤るワケは、男性が「美味しいところを知っているから」とエスコトートしてくれたお店が、某大手焼き鳥チェーンだったからでも、お会計が割り勘だったからでもなく、「別れ際の引き止め方が強引すぎる」からでした。 「割り勘なのは、相手の男性が歳下だったから仕方ないとして」と、彼女は続けます。  食事を終えて、さあ帰ろうというタイミングで「あ、オレ、終電ないんだけど」と、彼が言うそうです。終電がない?知ったことではありません。 「そうなんだ……じゃあ、私はこっちなので」と、解散しようとしますが、彼はなおも食い下がり「寂しい」「本当に帰っちゃうの?」と、袖を引きます。ちなみにアンガールズ田中さんにそっくりだったそうです。  キリがないので「久しぶりにハイヒールで走った」と、ウンザリ顔で話してくれました。  帰宅後、スマホを見ると「本当にいいの?」「帰っちゃうよ」と、彼から数件のLINEが続き、さらに数件の着信履歴の後に、 「こんなに酷いことをされたのは初めてです。ブロックします!!」  と、LINEがあったそうです。

別れ際の引き止め方が強引すぎる②

 これは私のお話です。オンラインで出会ってデートをした男性に、その日は焼肉をご馳走になりました。  彼は「ネイル可愛いね」と、私の指に触れたり、いつもと少し様子が違います。なんとなくそういうモーションをかけられているような気がしました。私としては、悪い気はしないけれど「今日じゃないな」という気分でした。だって、焼肉を食べた後だし。  そんなわけだったので、食事の後はそのまま解散するつもりでした。  ところが、最寄り駅についた途端に彼は「えー! 帰るの?」「家行っちゃダメ?」と言います。可愛いですね。「何もしないから! お願いお願い!!」とまで。悪い気はしませんが、そういう気分じゃないんです。  お構いなしに帰宅させていただきました。その節はごめんなさい。  私たちの気まぐれに振り回されてくれる男性って可愛いです。
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元同僚同士がマッチング
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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