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“実の妹”が突然音信不通に…「情報が漏れる可能性」を恐れていた、まさかの理由

インスタからコンタクトを取ることに成功

知らぬ間に引っ越しをしていた妹。牧野さんは、妹と連絡を取ろうと会社にも連絡したが、すでに退職しているとの返事だった。両親にその事実を伝えると、母親は警察に連絡すると騒ぎ始めたそうだ。 「自分は去年の冬から妹と連絡を取っていなく、両親も最後にLINEをしたのが3ヶ月前。確かに、事件性もあるので警察に届けたほうが良いかと思いましたが、妹のことを考えてまずは大事にせず、何か連絡を取る手段がないか考えました。そんな時、妹のインスタアカウントをフォローしていたことを思い出したんです。昨年から写真は更新されていなかったのですが、アカウントはまだ生きている。ひとまず、DMを送って両親が心配して警察に届けを出すと騒いでいると伝えました」

“意外な職業”でひっそりと稼いでいた

行方不明騒動を起こしていた妹だが、警察という言葉がメッセージにあったからか、すぐに牧野さんへ返事があったそうだ。その内容は、新しい仕事をしていて忙しく、連絡先を変えたことを伝え忘れたというあっさりしたものだったとか。 「妹は、警察に行方不明の届けを出すという両親にビビったようで、すぐに連絡したそうです。両親は激怒し、すぐに実家に来るように伝えたとか。ただ、その後にさらなるトラブルが待っていまして。翌日に妹が実家に来たそうですが、バッグや財布などがブランド品で普通のOLが買えるものではないと母親が怪しんだ。夜の世界で働いている可能性もあると考えたんです。ただ、本人に問いただしても普通の仕事だというので、自分に聞き出してほしいと要請してきたんです」 振り回され続けている牧野さんは、両親から妹の新たな連絡先を聞いて電話をしたそうだ。そして、どんな仕事をしているのか聞き出すと、意外な答えが返ってきたとか。 「実は、会社は2年前に辞めて、芸能事務所に所属し地下アイドルのような仕事をしていたそうなんです。アイドルとしては売れなかったが、声や仕草が可愛いからと前職で知り合ったIT企業の社長からVTuberとしてスカウトされたとか。顔を隠して活動したら、意外にも人気になりかなりの稼ぎがあるそうです。ブランド品も、VTuberとして稼いだお金で買ったものと説明してくれました。両親には、VTuberと説明しても訳が分からないだろうから会社員と伝えたと言うんです。本人は身バレが怖かったから、家族から情報が漏れる可能性も考え、連絡をしていなかったと説明しました」
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絶対に公言しないでほしいと釘を差された
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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