更新日:2024年10月16日 17:41
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60代の美人社長と“一線を超えてしまった”妻子持ち男性の後悔「それ以降、彼氏扱いされるように…」

断りきれなかった六本木での夜

六本木「あれは、決算前のことでした。部下と一緒に在庫チェックのため倉庫で作業をしていた時、別の部下が『横溝さん、社長がすぐに部屋に来てくれとのことです』と言いに来て、作業をその部下に任せ社長室へ直行したんです。そうしたら、『ちょっと大切なお客様と六本木で会食するので、あなたも同席してほしいの』と言われ、帯同したんです」  会食の相手は、なんと前職の担当部長で、横溝さんの直属の上司にあたる人物でした。どうやら、近い将来のビッグプロジェクトに参画してほしいという内容でした。 「前職の上司にも会えましたし、会社にとっても良い知らせだったので、そのままけやき坂にあるホテルのバーでお酒を飲みました。最初は私も自制していたのですが、社長がお酒をどんどん勧めてくるので、断り切れずにいつの間にか泥酔していました」  その後、千鳥足で社長についていった横溝さんは、いつのまにかホテルのスイートルームに連れられ、そこで一線を超えてしまったといいます。

転職か服従か。家庭と会社の板挟み

 六本木の夜を社長とともに過ごしてしまった横溝さんは、その後葛藤の日々が続いたといいます。いつの間にか肩書きも「社長室」となり、仕事内容もほとんどが秘書業務でした。 「あの夜の一件以降、私は特に変化なく接しているのですが、社長は私のことをまるで年下の彼氏のように扱うようになりました。それだけならまだ我慢できるのですが、最近では週に1回ほど、『横溝くん、今日残業大丈夫?』という合言葉でラブホテルに連行されるようになり、正直困っています」  給料は2倍になり、横溝さんの妻は喜んでいるらしいのですが、仕事以外のパワハラとセクハラに心中が穏やかでないのは確かなようです。 「社長に正直な気持ちを打ち明けるのであれば、会社を去る覚悟が必要なのは分かっています。でも、家のローンや、これから必要となる子供たちの教育費などを考えると、正直自分さえ我慢すればよいのか否か、真剣に悩む日々を送っています」 <TEXT/ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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