ホステスの敵はホステス。水商売の世界で“足の引っ張り合い”は日常茶飯事
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。最近はABEMAのオリジナルバラエティ番組「愛のハイエナ」で、山本裕典さんがホストになったらいくら稼げるのか検証する企画が大好きです。私にとってはスポコン的エンタメです。女の園はもうちょっとジットリしていますよ。
タレントでファッションモデルの藤田ニコルさんがX(旧Twitter)に、ご自身の体型に関する指摘に対して「ふわっとしたお洋服着てるだけでまた言われる…。妊娠していません…。あんまり言ってほしくないです…。これで言うのは最後にします。」と投稿し、話題になりました。
藤田さんは昨年、俳優の稲葉友さんと結婚されていますが、一部のファンが体型の変化=妊娠と早とちりしたようです。おめでたいことなのでお祝いしたい!という気持ちからの行動なのかもしれませんが、妊娠や出産などデリケートな話題を口にするときはもう少し慎重になった方が良いでしょう。
私も1度、太りすぎて妊娠を憶測されたことがあります。ただのデブなのに……。というよりは「足を引っ張ってやろう」という明確な意図をもってつまらない噂話を流布されました。同じお店に勤めていた女の子に。
今回は北新地のクラブに勤めていた頃の、「後輩ホステスに妊娠デマを言いふらされた」お話をしてみたいと思います。女同士の泥仕合(どろじあい)は醜いもんです。
私は2016年の10月に結婚することが決まっていたので、その1年ほど前に、結婚し、退職する旨をお店のオーナーママや同僚たちに話していました。結局すぐに離婚しますが、そのお話はまた別の機会に。
お客様の中には「ボクと結婚を前提に……」と、生真面目な独身男性も数名いらしたので、当然ですが、入籍することはナイショです。黙ってしれっといなくなる予定でした。結局すぐに帰ってくるのですが、そのお話もまた別の機会に。
ところが、ある日出勤すると「みずえちゃん結婚するんだって?本当に!?」と、お客様が驚いていらっしゃいます。私も驚きました。前述の通り、お客様に話すつもりは無かったし、人知れずちゃっかり幸せになってやる予定だったからです。
しかも「赤ちゃんがデキたんだって!?お酒は飲んで大丈夫なの?」と、彼は目を丸くしています。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。
藤田ニコルさんに対する指摘「妊娠した?」で思い出した“女の足の引っ張り合い”
結婚することがいち早くバレる
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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