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元ラブホ従業員が遭遇した“地獄絵図”…「豚骨ラーメンが食べられなくなった」――仰天ニュース傑作選

豚骨ラーメンが食べられなくなってしまった…

「後から受付の人に男女の様子を聞いたら、男は50代半ばで、女は20代前半ごろ。女性のほうから異臭が漂っていたそうです。男性は普通のポロシャツにジーパンとなんの変哲もない見た目なのに、わざわざプレイのためにそこまでするのか。心の底から理解に苦しみます」  こうした異臭に慣れてしまったために、思わぬ弊害も出たと続ける。 「排泄物が放置されている匂いって独特なんですけど、先輩から『豚骨ラーメン屋から発せられる室外機の匂いに似ているよね』と言われたんです。それ以来ラーメン屋を通ると、ホテルで泣く泣く清掃しながら掃除した記憶がフラッシュバックして、一時期豚骨ラーメンが食べられなくなりました」

月1回ほど警察が来る理由とは?

 杉山さんの勤務先では、一定のスパンで警察が訪れてくるそうだ。理由はきまっていつも同じで、“児童売春の証拠写真を撮影するため”だという。 「僕が遭遇する範囲では、月に1回ほど30〜50代ぐらいの中年男性と一緒に警察が来る光景に出くわします。総じて中年男性は児童売春で捕まっており、警察が事件時の様子を検証しに来るんですね。  どこの部屋に泊まったのかをフロントにあるディスプレーのパネルで確認したり、部屋内に入って一連の行為を話してもらう場合もあります。逮捕されたおじさんが証拠写真を撮られている姿は哀愁が漂っていましたね……。この辺りは未成年の立ちんぼやトー横キッズも多いので、歌舞伎町という土地柄もあって、警察が事情聴取で訪れるホテルも多いと思います。  ラブホテルは18歳未満は使用できないルールがありますが、ぶっちゃけいちいち年齢確認などはしない。たまに明らかに未成年ぽい見た目の方をお断りすることはありますが、大半は若そうな見た目でも通しちゃいますね」
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明け方に「部屋から出して下さい!」という内線が
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1995年生まれ。大学卒業後、競馬会社の編集部に半年ほど勤め、その後フリーランスに。趣味は飲み歩き・散歩・読書・競馬

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