メンバーの個性も主張している新曲

――それはよかったです。そして、3月19日に新曲「恋は倍速」がリリースされます。僕青のなかでもアップテンポの曲調ですね。
八木:振りを揃えるだけじゃなくて、メンバーの個性も主張している楽曲。気の強い女の子目線の歌詞がいつもとは違って新鮮に感じてもらえると思います。
早﨑:今回の楽曲はステップが難しいというよりは、カッコよく見せるのが難しい振りが多い。みんなで角度の研究をしたので、新しい僕青が詰まったミュージックビデオにも注目してもらえたら嬉しいですね。
工藤:イントロからアップテンポなので、ライブで盛りあがりそうな曲! ポジションを移動ときに煽るような振り付けがあったりするので、今までの僕青にはないような盛り上げ方で、ファンの方と一緒に楽しめる曲だなと思ってます。
――そんなタイトルにかけた質問ですが、現代は時短や効率化などの“タイパ”が重視されるような風潮がありますよね。
須永:たしかに。私も動画を観るときは二倍速だ。
八木:それ「あつ森(あつまれどうぶつの森)」みたいなにならない?(笑)
須永:なる。テロップ付きで観るんだけど、結局何度も戻ったりしちゃうから意味ない(笑)。

早﨑すずき
――そんななかでも、倍速にしたくないことってありますか。
早﨑:実際に店舗を回って好きなお洋服を探している時間。今はすぐにネットで買えちゃうけど、そこは短縮したくないです。
須永:私は趣味の料理かな。現場にお弁当を作っていくことがあって、その仕込みを夜にすることが多くて。タコさんウインナーとかも可愛く作りたいから、つまようじで穴を開けて黒ごまを入れて目にするとか、そういう細かい飾りつけにはどれだけ時間がかかっても気にしないでやっちゃうな。
――夜のどのタイミングから始めるんですか?
須永:お風呂とか寝る準備を終わらせてから、好きなことの時間としてやります。この前は夜遅くからお弁当を作ってました(笑)
八木:私はアトラクションとかの待ち時間が好きなんです。目的までの待ち時間がワクワクしてる感じ。それがあることによって他のことも楽しくなるなって。だから予約商品とかも、予約してから届くまでの時間が一番楽しく過ごしてる気がする(笑)
工藤:私は朝準備する時間は急がない、倍速にしたくない……。
八木:だから間に合わなくなるのよ(笑)
――どんなことに時間をかけてます?
工藤:ヘアケアとかをゆっくりしたいタイプなんですよ。家を出る5分前には準備が終わってるんですけど、玄関を出るまでがゆっくりすぎてバタバタしちゃう。
須永:玄関までどんだけ距離あんのよ!(笑)