「締切を守る」「NOと言える」億を稼ぐ人の共通点。非エリートでも実践できる“成功の方程式”
投資家、起業家、エリートビジネスマンーー立場や職業はそれぞれ違えど、世の中には“億”を稼ぐ人たちが存在する。日々、家計のやりくりに追われる一般庶民にとってみれば別世界の住人のように思えるが、「稼ぐことはエリートや特別な才能を持つ人間の特権ではなく、多くのビジネスパーソンでも真似できることばかりです」と語るのは、新刊『億を稼ぐ力 非エリートでもできる習慣と方程式』(KADOKAWA)を上梓した金泉俊輔氏。
『週刊SPA!』編集者時代は非エリートともいえる若きIT経営者や個人投資家、そしてソーシャル経済メディア『ニューズピックス』に転職後は、大手商社や外資系で活躍するエリートビジネスマンなど、様々なタイプのミリオネアと出会ってきた金泉氏。そんな金泉氏によると、億を稼ぐ人には共通の“稼ぐ力”があるという。では、その共通点とは何か。その一部を同書より見ていこう。
(本記事は『億を稼ぐ力 非エリートでもできる習慣と方程式』より一部を抜粋し、再編集したものです)
「非エリート」でも「エリート」でも稼ぐ人々の共通点として、「時間の使い方がうまい」ということが挙げられます。彼らは無駄な作業を極力避け、自分にとって最も価値のあることに時間を費やすことを徹底しています。
それを可能にするのが、他人に仕事を任せるスキル。さらに自己管理能力にも長けているため、副業やワークシェアもスムーズに進めることができるのです。意思決定の早さにも通じます。
また、「遅刻率が低い」というのも特徴です。時間を大切にする姿勢は、彼らの信頼度を高め、ビジネスの成功に直結しています。
時間を重視する人は、締切を厳守することを徹底しています。タスク処理を後回しにせず、計画的に進めることで、自信をもって仕事を進められるだけでなく周囲の人々にも信頼されるようになります。例えば、堀江貴文さんは非常に多忙でありながら、時間管理が徹底されており、タスク処理のスピードが速いことで知られています。時間を制することが、成功への大きな一歩となるのです。
稼ぐ人の中には「No」を明確に言うことができる人が多いことも、彼らが締め切りを守れる秘訣なのかもしれません。これは単に断るのではなく、理由を説明しながら、必要のない仕事を適切に減らす能力を持っているということです。
外資系企業出身者は特にこの意識が強く、無駄な仕事を排除しながら効果的に業務を進めています。日本の企業文化では、回答を引き延ばすこともありますが、合理的な判断で速やかに「NO」と言えることが、最終的には自分の時間を守ることにつながるのでしょう。

『億を稼ぐ力 非エリートでもできる習慣と方程式』(KADOKAWA)
稼ぐ人は締切を守る
「No」と言えることが締切を守る秘訣

写真はイメージです(以下同)
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編集者。1972年生まれ。立教大学経済学部卒業後、扶桑社入社。書店取次営業などを経て、総合週刊誌編集へ。IT、投資、事件、サブカルチャーなどを担当。webメディア『日刊SPA!』『女子SPA!』『ハーバービジネス・オンライン』を創刊プロデュースする。2013年より『週刊SPA!』編集長。18年よりソーシャル経済メディア「NewsPicks」編集長となり、プレミアム事業担当執行役員を経て、21年より次世代映像コンテンツの企画・プロデュース会社「NewsPicks Stuidos」代表取締役CEO
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