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“勝手に一夫多妻”の共同生活、“第2夫人”が明かす不妊治療の紆余曲折。高額な治療費でも「みんなが『いいよ』と言ってくれて」

 日本で“勝手に一夫多妻”を実践。その様子をYouTubeなどで発信し、ネットニュースやSNSで注目を集めている渡部竜太さん(37歳)。  現在、“第1夫人”の陽咲さん、“第2夫人”の彩花さん、“第3夫人”の千晴さん、そして2人の子どもを合わせて合計6人で共同生活を送っていたが、先日、妊娠していた千晴さんが無事に双子を出産。いっきに2人の家族が増えて、さらに賑やかになった渡部家。そんななか、彩花さんにも動きがあったという。

「私に何か問題があるのかも」ずっと願っていた妊娠

一夫多妻

渡部竜太さん(37歳)と彩花さん(37歳)

「体外受精をして、無事に卵が育ってました! 5月に子宮に戻します!」  彩花さんは満面の笑みでそう話す。  2月に彩花さんの離婚騒動の顛末を取材した際、渡部さんは「2025年は絶対に彩花と子どもをつくる!」と意気込んでいた。 【参考記事】⇒4人の“夫人”と“勝手に一夫多妻”の共同生活を送る37歳男性。“第2夫人との離婚騒動”の顛末「デートの順番をせっつかれて」  渡部さんは、もしも彩花さんとの子どもができたら「きっと一生分の涙を流すと思う」と語っていたが、これには本当に嬉しそうだった。  彩花さんは「ずっとタイミング法でやってきたけど、いっこうに子どもを授かれなくて『私に何か問題があるのかも』と感じていました」  タイミング法とは、妊娠しやすい日を狙って性交渉すること。しかし彩花さんの場合、この方法では結果が得られなかった。そこで、病院で診てもらうと、不妊の原因が見つかったという。 「私の場合、ポリープと卵管采に癒着があって、手術をしてタイミング法で頑張っても妊娠できる確率は7〜8%と言われてしまって。それが体外受精なら35〜38%だと聞いて。年齢(37歳)のこともあるし、体外受精にかけたいと思っていました」

高額な不妊治療でも家族が「いいよ」って言ってくれた

 とはいえ、渡部家では財布を共有しているため、高額な不妊治療を受けることに対して躊躇いがあった。彩花さんが当時の心境を明かす。 「うちはお財布がみんな一緒。だから不妊治療をしたいと思っていたけど、なかなか言い出せずにいました。でも、みんなが『いいよ』って言ってくれて」  幸いにも、渡部さんや他の夫人たちの理解を得られ、体外受精への道を歩み始めることができたのだ。
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訪れた試練、天井を見上げて「あ、手術室だ……」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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