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「お前なんやその態度!」女性バーテンダーの胸ぐらを掴んだ迷惑男性客。さらに女性客とも揉め、現場は地獄絵図に…

 BARは、さまざまな人が集う場所だ。だからこそ、ときに厄介な客もやってくる。  筆者は現在、京都市内のBARでたまにバーテンダーをしている。繁華街からは少し離れているが、週末ともなれば地元民や観光客で賑わう人気店だ。  オーセンティックな雰囲気の店ゆえ、たいていの客は静かに酒を楽しみ、礼儀正しく帰っていく。だが、ある週末の深夜、あわや警察沙汰のトラブルが振りかかった。

終電後、突然現れた男女4人組

倉本菜生

勤務中の筆者(倉本菜生)

 ある金曜の0時過ぎのこと。終電の時間を境に客が一気に引き、店内は無人に。店長は「あとはよろしく」と言い残して早上がりし、店に残されたのは筆者と大学生バイトの2人だけだった。  今日は早閉めしてしまおうか……そう考えていると、4人の男女がやってきた。40〜50代のスーツ姿の男性2人と、30代後半くらいの私服の女性2人。パッと見は“上司と部下”だ。  しかし、なにやら様子がごたついている。女性陣が「女2人で積もる話があるから、席は別がいい」と主張しているのだ。すると、男性のひとり(以下、A男)が「会計は一緒で! 席は別でいいよ」と私たちに声をかけてきた。  他に客もいなかったため、男性陣をカウンター席に、女性陣を少し離れたテーブル席に案内した。だが、ここからが迷惑な夜の始まりだった。

「いくつ?」「どこ住み?」尋問のようなナンパ

 ドリンクを提供し、カウンターに座った男性たちに軽く声をかける。「飲み会帰りですか?」と聞くと、意外な答えが返ってきた。  一見、会社の同僚同士かと思われたが、じつは彼らが通りすがりの女性たちをナンパして連れてきたのだという。  声をかけたのはA男らしい。彼は少しだけ私たちと話したあと、テーブル席にいる女性たちのもとへと向かった。しかし…… 「お姉さんたちいくつ?」 「名前なに?なんて呼べばいい?」 「どこに住んでるの?」 「会社はどこ?」  これではまるで職務質問だ。女性たちは上手にかわしつつも、それなりに愛想よく応じていた。ところが、彼女たちが何かを答えても、A男の反応は「ふーん」「へえ、そうなんだ」で終わり。  尋問のようなやり取りが続き、彼女たちもつまらなく感じたのだろう。A男を軽くあしらって、ふたりだけの会話に戻ってしまった。
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気を引きたくてボトルを入れるも…
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福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0

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