更新日:2025年07月15日 15:09
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秋にネット番組で復活報道のダウンタウン。松本人志が「地上波出演はダメ」で「ネットはOK」な本当の理由

 6月下旬に放送された『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)の最終回では、結局ダウンタウンの二人の姿は見られないまま32年の番組の歴史の幕を下ろしたことが話題となった。  3月から約2ヶ月間、体調不良のため休養していた浜田雅功は、『DX』以外の番組には復帰を果たし、休養前と変わらぬテンションで笑いを届けている。  いっぽうで松本人志の芸能活動の再開については今も実現できていない状況が続いている。 ※記事公開当初、「所属の吉本興業が今年の夏に向けネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮)』を開始することを発表していたが、」と記述しましたが、所属事務所側から開始日の公式アナウンスはされてないため、こちらを削除、本文の一部を訂正しました。関係者ならびに読者の皆様に謹んでお詫びいたします。(2025年7月15日15時10分 日刊SPA!編集部)
松本人志

産経新聞社提供

「ネットなら出演できる」のはなぜか

 ダウンタウンとしての今後の活動について、ネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮)』の開始がかねてより報じられている。『女性セブンプラス』が6月24日に配信した記事『《ダウンタウン復活へ》松本人志「ダウンタウンチャンネル(仮)」は3カテゴリーで配信 開局は秋頃か』によると、「始動は今秋になる」と報道されてはいるものの、真偽のほどははっきりとしていない。  この「配信での復活」というかたちについては、シンプルに復帰を喜び歓迎する派、「テレビはオワコン、もう出なくてもいい」とネットを主軸にすること肯定派、はたまた「ネット落ち」のように冷笑する派など、いろいろな意見が見られた。  テレビからネットに活動の主軸を移行させた芸能人は少なくない。そのなかにはトラブル、スキャンダルなどによって活動を自粛した後、テレビへの復帰は叶わずまずはネットでという、松本人志に近いケースも珍しくない。  なんとなくそういうものだと受け入れていたものの、考えてみればなぜテレビは出られないのにネットならOKとなるのか。スポンサーが、という話もよく聞くが、ネットだって広告が入っている。なぜネットのスポンサーは大丈夫なのか。素朴な疑問が生まれてきた。

テレビとネットは責任の所在が異なる

 テレビの人気バラエティなどを手がけるある放送作家にたずねてみたところ、スポンサーとメディアの関係性のようなものが、実はテレビとネットで根っこの部分が異なるのだと解説してくれた。 「まずテレビは、テレビ局が制作著作を行い、そのもとに番組があるという形になります。スポンサーは基本的にテレビ局や番組に対してつくもので、タレント等出演者個人につくものではありません。ですから、その番組の出演者に何か問題が起きた場合、その責任は番組、そして番組を作る局にあるということになるんです」  ここ最近では国分太一の一連の騒動で日テレ社長が謝罪会見をおこなったことが記憶に新しいが、これもそういうことだろう。  いっぽう、ネットの場合はというと…… 「多くの芸能人の番組チャンネルを持つYouTubeをわかりやすく例としてあげますが、YouTubeというものは配信プラットフォームであり番組の制作者、著作者ではありません。YouTubeの番組広告は、個々の動画、チャンネルに対してそれぞれつくというかたちになるんです。責任は動画を配信する個人(またはチャンネル)にあるという考え方となります」  YouTubeで配信される番組も、それこそ玉石混交、“迷惑系ユーチューバー”という言葉もあるように、道徳的に首をかしげる内容や最初から炎上狙いのような内容のものも存在する。  しかしそれも、配信する側に責任があるため、その内容によって個々に判断され広告が外されたりチャンネルが配信停止になったりするということが多いという。 「もちろんYouTubeだけでなくTikTokなどもそうかもしれませんが、個人やチャンネル単位でやりすぎたなら、そのチャンネルそのものを停止させればいいという考え方であるぶん、テレビよりも基準はゆるめになる理由のひとつということになると思います」
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スキャンダル無しでもダウンタウンはネットに移行したか
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ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。

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