SMAP解散発表から10年…5人それぞれの“変化”を振り返る。「4枚目のソロアルバムを発売した」歌手活動が目立つメンバーも
2016年8月14日。SMAPが解散を発表した日から、10年の時が流れた。
グループの解散は報道各社へのFAXを通じて、リーダー中居正広の
「ファンの皆様、関係各位の皆様、我々SMAPが解散することをご報告させて頂きます。ご迷惑をお掛けしました。ご心配をお掛けしました。お世話にもなりました。このような結果に至ったことをお許しください。申し訳…ありませんでした…」
というコメントをはじめ、5人のメンバーそれぞれからファンや関係者への感謝とお詫びの言葉が届けられるとともに、世間に大きな衝撃をもたらしたことは、10年が経過した今なお鮮烈な印象を残す。
10年目の8月。5人の元メンバーたちはそれぞれどのような運命を辿ったのか。あらためて振り返ってみたい。

まずは稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による「新しい地図」について。
SMAPが解散した2016年12月31日以降、3人はジャニーズ事務所(当時)にソロタレントとして所属していたが、9か月後の2017年9月9日に退所、そこから約2週間後の22日に朝日新聞、東京新聞の2紙に3人の名前とファンサイト「新しい地図」のURLなどが記された見開き全面広告を掲載、大きな話題を集めた。
とはいえ、当時はジャニーズ事務所の退所者が退所後即座にこれまで通りの芸能活動を継続することはきわめて稀であり、彼らが退所後も出演していた『SmaSTATION』など地上波民放でのレギュラー番組が順次終了し、地上波で動く彼らが見られるのはCMのみといった時期が続いた。
3人揃って地上波のテレビ番組に出演したのは、2年以上経過した2019年12月31日の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」まで待たなくてはならなかった。
彼らの地上波出演解禁の裏には、同年夏に公正取引委員会による独禁法違反の疑いへの注意処分があったことが影響していた、という話もある。
個別にみていくと、稲垣吾郎は映画『半世界』(2019年)、『ばるぼら』(2020年)の主演、そして20年にはNHK連続テレビ小説『スカーレット』で解散後初の地上波連続ドラマ出演を果たした。
その後も『よるドラ きれいのくに』(2021年 NHK総合)、『僕達はまだその星の校則を知らない』(2025年 関西テレビ・フジテレビ)など順調に俳優としてのキャリアを重ね、現在もテレビ東京の連続ドラマ『リーガルビート -逆転の法則-』に出演中だ。
そして、子供たちの「はい、吾郎さん!」という掛け声も印象深いホラー系ドラマ番組『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ)では、解散後の現在も特別編などでの登場が現在に至るまで続いている。
草彅剛は2017年11月には退所後早々にYouTube上にて「ユーチューバー 草彅チャンネル」を開設、旧事務所のタレントが本格的にYouTubeに参入するよりも早く新たな道を切り開き、多くの登録者を獲得した。
また、解散前からナレーションをつとめていた『ブラタモリ』には2024年まで継続して声の出演を続け、俳優としては2021年公開の主演映画『ミッドナイトスワン』で演じたトランスジェンダー役の演技が高い評価を受け、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞および最優秀作品賞を受賞するなどしたことは大きな話題となった。
2023年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で演じた服部良一をモデルとした作曲家・羽鳥善一役も注目を集めた。
もう一人、香取慎吾はといえば、「新しい地図」発表後すぐにInstagramとTwitterのアカウントを開設、こちらもまた旧事務所がまだ積極的に参入していなかったSNS上で精力的な発信を行うことから新たな一歩を踏み出した。
2020年にはソロアーティストとしてアルバム『20200101』を発表、オリコンチャート週間1位を記録。さらに芸術面での活動も充実、さまざまな絵画やデザインを発表し注目を集めている。
俳優としても、2021年に『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(テレビ東京)や『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ)への主演など、再び順調な活躍をみせている。
2022年から2025年まで放送されたNHKのバラエティ『ワルイコあつまれ』に3人がレギュラー出演したこと、そして、みずほ銀行ロト&ナンバーズや、現在も継続中のサントリーなど3人で出演するCMへの出演によって(個別のCMも多数)その存在を常に感じさせてくれ、地上波の番組出演が激減した時期も「消えた」感を最小限にとどめるようにしていたことも大きい。

新しい地図 公式HPより
地上波復帰まで2年以上かかった「新しい地図」
稲垣・草彅・香取の活躍
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ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。
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