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大根仁と戸塚純貴「現場で集中を切らしたくない」2人が“煙の出ないたばこ”を試した結果

JTは、たばこの新しいスタイルを提案する新カテゴリー商品発表会を開催した。会場では、JT専務執行役員 国内たばこ事業CEOの荒木隆史氏、JTたばこ事業本部 RRP商品企画統括部長の山口顕氏が登壇。加熱式たばこに続く新たな挑戦として、グローバルで成長を続ける「モダンオーラル」カテゴリーへの本格参入を発表した。 JTが日本市場に投入するのは、新ブランド「NORDIC SPIRIT(ノルディックスピリット)」。火を使わず、煙も蒸気も出さない口腔用パウチ型の商品で、植物由来繊維をベースに、たばこ葉由来のニコチンとフレーバーを加えた“モダンオーラル”に分類される。パウチを口に含んで使用するスタイルで、けむりも、そのにおいも無く、ハンズフリーで使える点が特徴だ。 イベント前半では、JTがこの新カテゴリーに参入する背景や市場性、商品特性、今後の展開戦略についてプレゼンテーションを実施。後半には、映像プロデューサーの大根仁氏と俳優の戸塚純貴氏を迎えたトークセッションも行われ、喫煙者である二人が、自身の仕事と喫煙習慣、集中力との関係、そして新商品を実際に試した感想を語った。
戸塚純貴、大根仁

(写真左)俳優の戸塚純貴氏、映像ディレクターの大根仁氏

JTが参入する新カテゴリー「モダンオーラル」とは

JT専務執行役員 国内たばこ事業CEOの荒木隆史氏は喫煙に伴う健康リスクを低減する可能性のあるRRP(Reduced-Risk Products)への投資を最優先事項に位置づけ、今後3年間で8000億円規模へ投資を拡大する方針を明かした。そのうえで、紙巻きたばこに次ぐ第二の成長エンジンとして加熱式たばこを重視しつつ、RRP戦略はそれにとどまらないと強調。加熱式たばこに続く新たな挑戦として、「モダンオーラル」カテゴリーへの参入を発表した。 モダンオーラルは、小さなパウチを口に含み、味や香りを楽しむスタイルの商品。火を使わず、煙も蒸気も一切出ない。従来のオーラルたばこが、たばこ葉をベースにしているのに対し、モダンオーラルは植物由来の繊維をベースとしているのが特徴で、白いパウチの見た目も清潔感があり、雑味の少ないクリアなフレーバーが楽しめるという。 荒木氏は、モダンオーラルが2016年にスウェーデンで誕生し、現在では50カ国以上で販売されている成長カテゴリーだと紹介。煙も蒸気も出ないことから、多様なシーンで使える利便性が支持されているとし、「日本のお客様に、これまでにない新たな選択肢を提供し、さらなる成長を目指す」と語った。
荒木隆史

JTの荒木隆史氏

喫煙しづらい時代に広がる“新しい選択肢”

続いて登壇したJT たばこ事業本部 RRP商品企画統括部長の山口顕氏は、日本市場におけるモダンオーラルの可能性と、今回の新商品投入の背景にある消費者インサイトについて説明した。 山口氏によれば、日本市場におけるモダンオーラルはまだ黎明期にあり、推計ユーザー数は約40万人。一方で、喫煙者の約4割が使用意向を示しており、潜在規模は約600万人に上るという。加熱式たばこを上回る成長率を見せていることもあり、JTはこのカテゴリーに大きな可能性を見ている。 その理由のひとつが、喫煙規制の進展だ。屋内・屋外を問わず喫煙しにくい環境が広がるなか、「いつでも、どこでも使える」ことへの期待が高まっているという。実際、モダンオーラルユーザーの利用理由として多く挙がったのは、デスクワーク中や電車、飛行機など、紙巻きたばこや加熱式たばこが使いにくい場面で使用できる点だった。 さらに山口氏は、現代人の「集中が続かない」という悩みにも着目。JTの調査では、約6割が日常的に集中が途切れると感じており、そのうち約5割が喫煙に伴う準備や行動によって集中が中断されると答えたという。喫煙所まで移動する必要があることや、喫煙中は片手がふさがることが、作業の中断につながっていると分析した。 こうした背景を踏まえ、JTは「いつでも、どこでもリフレッシュ。ハンズフリーだから集中続く」という価値を掲げ、「NORDIC SPIRIT」を“リフレッシュパウチ”という新たな呼称で展開。ラインアップは「コーラフィズ」「ベリーミックス」など複数フレーバーを用意。内容量は14パウチ、価格は500円。クラブJTオンラインショップでの先行販売に加え、全国のセブン‐イレブン、ローソン、NewDaysでの展開も予定している。さらに、商品への理解を広げるため、年内を通じて総計約100万人規模の無料サンプリングを実施する計画も明かされた。
山口顕

JTの山口顕氏

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大根仁氏・戸塚純貴氏が語る「集中とたばこ」
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