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本家が調査開始も…偽BEAMSが性懲りもなく夏のセール開催中

BEANS

前回、訪れたときとまったく変わっていないぞ

 ロゴや外観がBEAMS(ビームス)に酷似しているとして、ドラゴンガジェット編集部が今年3月に報じた中国深セン市のアパレルショップ「BEANS」。報道を受け、本家BEAMSの社長室所属の女性社員がツイッター上で「本件については現在調査に入らせていただいております」と、法的措置を講じる構えを見せていた。あれから2か月……本家の怒りに触れてしまったBEANSは果たして、どうなっているのか?

 広東省随一の電気街、華強北路界隈ではひときわ目立つ現代的な外観は、3月に取材に訪れた時と変わらぬ姿をしていた。近づいてみると、ショーウィンドウに何やら張り紙があるではないか。廃業を告げる張り紙だろうか……。そう思ったのも束の間、そこには「夏物入荷 セール開催中」と書かれてあるではないか! さらによく見ると、ショーウィンドウの展示も、すっかり夏物に衣替えされていた(笑)。

 しかも、マネキン人形に着せられたTシャツもどこかで見覚えがあると思いきや、不二家のキャラクター、ペコちゃんだ。なぜ下半身が素っ裸なのかは謎だ……。

【画像】はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=215917

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下半身裸にパチモンTシャツをコーディネート……前衛的すぎる着こなしだ

 店内へと足を踏み入れる。前回、取材時にあった偽モンクレールのダウンジャケットは消え、ノースリーブや中折れ帽、夏物のシューズがディスプレイされている。

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店内は夏服一色だった

 そのなかのひとつ、鋲があしらわれたパンプスに目をやると、インソールには、クリスチャン・ルブタンのロゴが光っていた。ルブタンといえば、日本でも女性に人気のブランドで、定価で5万円以上する高級品だ。ところが値札に書かれた価格は9600円ほど。完全なニセモノと見て間違いないだろう。

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ニセモノとおぼしき仏高級ブランドのパンプス(左)

 ここで、突き刺さるような女性店員の視線が気になった。勝手に撮影していることに気づいたようだ。前回の取材時には、写真撮り放題だったはずだ。やはり本家BEAMS側から、なんらかのアクションがあったため厳戒態勢をとっているのかもしれない。その後も彼女の鋭い視線に徹底的にマークされ、それ以上店内を撮影することはできなかった。

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撮影を阻止するかのごとく、店内で尾行された

 それにしても、外観も扱う商品もパクリでありながら、堂々と肖像権を主張するとは何たる厚かましさか! 相変わらずニセモノを堂々と売るBEANS、許すまじ!

【取材・文・写真/ドラゴンガジェット編集部
ガジェット好きのライターや編集者、中国在住のジャーナリストが中心メンバーとなり、2012年1月から活動を開始。東京と深セン、広州を拠点に、最新の話題をお届けする。




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