阿部前監督辞任で巨人に激震…橋上代行監督は「生え抜き縛り」を壊せる?松井秀喜氏待望論も
25日、球界だけでなく日本列島にショッキングなニュースが駆け巡った。巨人・阿部慎之助監督が家族間の騒動を巡り現行犯逮捕。翌26日に球団に自ら辞任を申し入れ、一夜にして“巨人軍監督”の肩書が消えてなくなった。
事件の詳細は明らかになっていない点も多く、ここで言及すべきではないが、辞任したその日のうちに阿部前監督の復帰を求めるオンライン署名活動が発足。オンライン署名の数は28日午後の時点で10万筆を超えている。
躾の範疇だったかどうかはさておき、姉妹ケンカの仲裁に入る中で長女に暴行を加えた事実関係は本人も認めているとのこと。少なくとも今季、もしくは今後数年間は10万筆超の願いが叶うことはなさそうで、話題は早くも来季以降の巨人の組閣に移行しつつある。
巨人軍監督といえば、これまで投手ならエース級、打者なら4番といった「生え抜きのスター」が務めてきた。そんな不文律に加えて、次期監督には「クリーンなイメージ」「チームの信頼回復」「強力なリーダーシップ」など、別の要素も求められることになるだろう。
そんな条件に最もフィットしそうなのが、2016年から3シーズンにわたって指揮を執った高橋由伸氏だ。前回は現役引退と同時の就任であり、指導者としての経験がほぼない中で、難しい舵取りを強いられた。
指揮を執った3年間のチーム順位は2位、4位、3位。常勝軍団の監督としては物足りなさもあったが、当時二軍でくすぶっていた岡本和真を我慢強く起用し続けるなど、退任後にその手腕が再評価されたのも事実だ。現役時代からのクリーンなイメージも不変で、現時点で最右翼と呼べる存在である。
もう一人、有力な候補として取り沙汰されているのが、松井秀喜氏だ。こちらは巨人一筋ではなく、キャリアの半分をメジャーリーグで過ごした。今もアメリカに生活の拠点を置いており、監督就任には高い壁がある。
しかし昨年、長嶋茂雄氏が死去した際、恩師との“約束”に言及。具体的にそれが何だったかは本人にしか分からないが、長嶋氏も松井氏が再び巨人のユニホームを着ることを望んでいたはず。松井氏の考えひとつで、次期監督に就任するサプライズがあっても不思議ではない。

会見で涙を流す阿部慎之助監督=千代田区の球団事務所
写真/産経新聞社
阿部前監督の復帰署名は数日で10万筆超に
“クリーンな巨人OB”として評価される高橋由伸氏
松井秀喜氏の可能性は…
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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