「AIを頼る子ども」に親はどう対応すべきか。巨人・阿部前監督騒動が明らかにした“AIの弱点”とは
―[貧困東大生・布施川天馬]―
今世間を騒がせている、読売ジャイアンツ・阿部慎之助前監督の逮捕。
事の発端は、阿部氏の娘2人の姉妹喧嘩にありました。
これを止める際に暴力を振るった阿部氏のふるまいについて、長女がAIに相談したところ、「児童相談所へ通報すべき」と返ってきた。
そこで、AIの言うとおりに通報した結果、警察沙汰になってしまったのだそうです。
ネット上では、様々な意見が飛び交います。
通報したことが悪かったのか。ですが、家庭内暴力に対して、子どもが取れる最大限の対抗手段として、児童相談所はやるべき仕事をしただけに過ぎません。
それに、「自分より体格に恵まれた成人男性に危害を加えられた女性が通報した」ことは至極自然な流れに見えます。誰が悪く言えるでしょうか。
私は、この判断が良かったとも悪かったとも思いません。
判断とは、置かれた状況によって価値が異なってくるものだからです。しかし、「本当に通報という手段の重さを理解していたのか」については疑念が残ります。
AIの出した答えを疑った末の通報なのか、それとも鵜呑みにしての通報なのか。
ここに、今後10年を生き抜く上での必須スキルが隠れているように感じられるのです。今回は「AIの危うさ」について考察します。

阿部慎之助 (C)産経新聞社
AIの利用者に求められること
児童相談所への通報の重み
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著述家、教育ライター。 一般財団法人「ドラゴン桜財団」評議員。 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を編み出し、一浪の末東大合格を果たす。著書に最小コストで結果を出すノウハウを体系化した『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』など。株式会社カルペ・ディエムにて、お金と時間をかけない「省エネスタイルの勉強法」などを伝える。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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