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中年ノマドは「年収150万円をパチンコで補填」

炎上案件という意味も含め、なんだか「ノマド」が注目を集めている。そんななか、目指したわけではなく、気づけばこうなっていたという、一見”縛られない生き方”をしている人たちに、その実感を聞いた。彼らは果たしてノマドなのか?モテなくても会社員でも、iPhoneを持たずとも……自由で不自由。それがノマド!?

檜山大介さん(仮名)/フリーライター/47歳

◆成功よりも自由が欲しいから、極力働かず、パチンコで補塡

「僕の場合、庭で小さな畑を耕しつつ(=書き仕事)、3日に一回くらい山へ山菜やらキノコやらを採りに行く(=パチンコ)といった具合なんで、遊牧民というよりは、ひっそり暮らす自給農民に近いかな」

そう語るのはバツイチ独身のフリーライターの檜山大介さん。基本的に書き仕事は依頼されたものを受けるだけなので、例えば昨年の売り上げは150万円ほど。一方、顔なじみのパチプロに「この地域アマNo.1」と言われた腕で年間240万~250万円を稼ぐ。で、年間の半分近くは“休日”だ。

「無理して働いてこの収入だったらイラッとするのかもしれないけど、まぁ上出来じゃないですか」

と飄々と語るが、その意味でもノマドな人々と自分は違うと言う。

「何より彼らは積極的に社会に関わり、成功したいと思ってる人たちでしょう。でも、会社員だろうとフリーだろうと、稼ごうとすればするほど制約が増えるのは同じ。僕はそれが面倒だからこの生活をしてるわけで。自由で儲かるって、そんなうまい話があるなら僕だってしたい。パチンコだって早起きしなきゃならないし、稼げる店を開拓しなくちゃならないんだから」

― ノマド入門(笑)【6】 ―

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