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元ももクロ・有安杏果、大手事務所を離れて復帰…個人事務所で奮闘する芸能人たち

 1月15日、元ももいろクローバーZのグリーン担当・有安杏果が、音楽や写真といった表現活動を本格化させると発表した。
 有安といえば、ちょうど昨年の1月15日にももクロからの卒業を電撃発表し、同月21日に卒業ライブを行うという急転直下のスケジュールで世間を驚かせたのは記憶に新しいところ。  その後も個人のTwitterやInstagramで情報発信はしていたが、表舞台とは距離を置いていただけに、ファンたちは今回の復活を喜んでいるようだ。一方で現役のももクロメンバーたちはというと、公式サイトに「これからのストーリー お互い頑張ろうね」と、誰宛かは明記せずに“仕事じゃないお知らせ”を掲載している。  また、有安は「自分の意思で判断し、自分を信じて自立した行動ができるようになりたい」との考えから、今後は個人事務所「アプリコット」で活動していくとのこと。その決意表明とでも言うべきか、2月6日、自身のTwitterで医師であり事務所の代表である一般人男性と、結婚を前提に交際していることも発表した。そこで今回は、そんな有安の前途を占う意味を込めて、個人事務所で奮闘している芸能界の先輩たちを見ていきたい。

武井壮:“百獣の王”が個人事務所のおかげで億万長者に!

 最初に取り上げるのはタレントとしてのみならず、アスリートとしても躍動する“百獣の王”こと武井壮だ。以前バラエティ番組『ナカイの窓』(日本テレビ系)で語ったところによると、彼の所属は個人事務所の「スペシャリストジャパン」。武井が稼いだギャラは中抜きされることなく全て武井の口座に振り込まれており、MCの中居正広に「億万長者?」と尋ねられても、彼は「億万長者っすね」とあっさり認めていた。  ちなみに、武井以外の社員にはメイクとマネージャーがいる。なぜメイクを雇っているのかというと、武井は天然パーマなため、いつも1時間かけて髪をセットしてもらっているとのこと。マネージャーも約100人と面接したなかから選ばれた敏腕で、ほとんど休みはないそうだが、武井からは最低でも50万円の月給が支払われているらしく、それならば報われる?

西川貴教:28歳で個人事務所を立ち上げ、2016年には別会社も?

 続いては、1月18日に『映画刀剣乱舞』の主題歌『UNBROKEN (feat. 布袋寅泰)』をデジタル配信したばかりの西川貴教だ。やはり歌手としての顔が最も印象的だろうが、当時28歳だった1998年、彼は「ディーゼルコーポレーション」という事務所を自ら設立。同社では西川のマネージメントやファンクラブ運営が行われており、昨年4月には沖縄出身の4人組バンド・CIVILIAN SKUNKが新たに所属することも発表されている。  なお、西川は2016年にデビュー20周年を記念して「株式会社突風」なるものも旗揚げしており、そちらでは彼が代表曲『HOT LIMIT』で着ていた露出度の高いスーツを製品化する、この曲の“みんなで踊ってみた”ビデオを制作する……などなど、とにかくギャグ要素が際立っていた。
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石橋貴明:とんねるず独立のタイミングで代表取締役に就任
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