電子書籍にゲーム、ツイッター ――車内定番の今
電子書籍にゲーム、ツイッター ――車内定番の今
日本語対応の「キンドル」がいよいよ8月27日に発売される。とはいえ、日本語で読めるキンドル用電子書籍はまだわずか。もちろん「キンドル」や「iPad」、スマートフォンがなくても電子書籍は読むことができる。「電子書店パピレス」や「マガストア」などのサイトは、複数のキャリアに対応しており、使い勝手がいい。さらにお手軽なのが、名作古典が読める「青空文庫」。携帯サイト「いつでも携帯あおぞら文庫」(http://iaozora.net/)にアクセスすれば、リーダーのダウンロードなど煩雑な作業することなく、最短2クリックで読み始めることができる。
一方、ケータイ用ゲームは、いまや乱立状態。そんななかで「オンラインでさまざまなゲームができるGREEやmixiは注目。大手コミュニティサービスは端末を選ばないのが魅力」と語るのは前出のITライター古田氏。実際、GREEの「釣り☆スタ」やmixiの「サンシャイン牧場」にはハマる人が続出しているとのこと。ただし、本格的にのめり込む前に気をつけなければいけないのが、パケット通信費。定額制にしていないと請求額を見た時に心を折られるハメになるので要注意だ。
最後にツイッター。いい加減、他人のつぶやきなんかには興味を持てなくなった人にお勧めなのが、新聞社などの編集部が独自に運営するアカウント。ニュース配信ツイートのような無味乾燥なつぶやきとは異なり、自由さが特徴だ。
「毎日jp編集部」のアカウントでは、オリジナルキャラクターのコッコちゃんがニュースを み砕いて伝えてくれる。もっと異彩を放っているのが、読売新聞「大手小町」の公式ツイート「くらげっとのつぶやき」。女性の赤裸々な言葉が飛び交うことで有名な電子掲示板「発言小町」が運営しているが、大半は読売新聞の記事配信なので男でも十分楽しめる。
青空文庫は、著作権保護期間を過ぎた
文芸書などのテキストを無料で公開している。
ネット上で閲覧できるだけでなく、キンドル用の
「青空キンドル」など派生サービスも充実している
ケータイゲームは端末ごとに入手するのが基本。
iPhoneの場合、「AppStore」の「ゲーム」コーナーで
好きなタイトルを選んでダウンロードすればいい。
無料ゲームも豊富に揃っている
ツイッターはブラウザでも閲覧できるが、効率的に情報収集
するなら各端末に最適化した専用ソフトを使うのが便利だ。
上図はiPhone用の人気ソフト「TwitBird」の画面
― 憂鬱な空間を一変する(得)通勤革命【4】 ―
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