Twitterが世界的にダウン! 世界中で不満の声が……
6月21日未明、Twitterが世界的にダウンした。
機能停止が始まったのは日本時間の午前1時頃からだった。
日本のTwitter民は、各自Facebookやアメーバなう、mixiボイスなどで「Twitterが落ちてるとツイートしたくてたまらない」「Twitterが落ちてる原因をTwitter検索しようとした」などと書き込み、混乱している様子が各所で見られた。
今回の大規模な停止は世界的なもので、日本のメディアは深夜帯だったため報じたところはほとんどなかったが、CNNなど海外メディアはいち早く報じていた。英米以外にも、インドやアルジェリアのメディアまで報じていたからその反響の大きさがわかろうというもの。
海外のTwitter民も日本同様混乱していたようで、タンブラー(別のソーシャルサービス)には”Twitters broke, my life has no meaning anymore,”(「Twitterが壊れた。俺の人生にもう意味はない」)とか、 “twitter is down and my life is over“(Twitterがダウンして俺の人生オワタ」)などの書き込みが投稿されていた。
さらに今回不思議だったのは、サービスがダウンするときのお馴染みの顔だった「fail whale」と呼ばれるクジラマークが、21日のダウンでは出て来なかったこと。Twitterのサポートブログでも、クジラが出てこないことについては触れられておらず、「エンジニアが問題解決に取り組み中」とのポストがあるだけだった。
どうやら、クジラが出る余裕すらもなかったのかもしれない。
今回のトラブル、原因はインフラコンポーネントにおけるバグであり、攻撃によるものではないとの発表がされているが、ほんの一時間ちょっとサービスが停止しただけでこんなにも世界規模で人々の心を惑わすとは、げに恐ろしきはTwitterなり……である。 <日刊SPA!取材班>
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