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同期と差がつく「後輩力」の活かし方

カラテカ入江・後輩力

カラテカ入江

 芸人のカラテカ・入江慎也といえば、“友だち5000人”という「コミュニケーション能力」の高さが有名だ。その能力は、後輩芸人への「面倒見の良さ」、フランクに一般人とも携帯アドレスを交換する「親しみやすさ」など多様で、なかでも「後輩力」は特筆すべきだろう。

 実際、先輩芸人との関わりが仕事に繋がる、というのは芸人の世界では多いようだ。同様に、サラリーマンの世界でも「後輩力」は活きてくる。先日行われた入江によるトークイベントでは、ビジネススクールに通う20代~30代のビジネスマン50名を前に、著書『後輩力』をもとに講義を行った。その内容とともに、書籍のなかから厳選した「後輩力」のコツを紹介しよう。

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◆ 頼みやすい後輩になる

「上司からの指示を、パシリととるか信用されているととるかは自分次第。お茶を頼まれたら、私のお茶が美味しいと思ってくれているんだな、コピーを頼まれたら、俺のコピー早いんだなって思っていきましょう」(入江)

 実際に、今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)と3人で飲みに行った帰り、今田は「入江、タクシーとめてきて」と頼むという。芸歴でいうと藤森が行くところなので、藤森も「いやいやぼくが行きます!」と言うが、自分が動くのがベストと判断した場合積極的に引き受けるという。

◆ 何にでも手を抜かない人はチャンスをつかむ

「昨年の震災時に今田耕司さんの舞台が延期になり、その舞台が行われるイベントホールでフリマをやることになりました。そのときに、僕が以前からフリマを主催していることを知っていたので、運営などを任せてくれた」(入江)

 趣味でやっていることや、プライベートな“引越しの手伝い”なども、それが縁で仕事につながることがある。この話もこれで終わらない。

「そのフリーマケットに、鈴木おさむさん(放送作家)がたまたま来ていて、それがキッカケで延期になった舞台に参加させていただくことになりました」(入江)

 と、仕事にしっかりと繋がっていたのだ。フリマにたまに参加するだけでなく、主催までこなす入江のマメさは見習いたい。

◆ いろいろな人から吸収する

「放送作家の鈴木おさむさんは、ホストの番組の仕事をすることになり、実際にホストクラブに通ったそうです。お客さんやホストの友達をつくりながら、仕事に吸収できるものがないかを探す姿勢は勉強になります」(入江)

 入江自身も、先輩芸人からの学ぶ姿勢には特に気をつかっているようだ。注意する点は、相づちをよく打ち、目を見つめて、全身を向けて話を聞く姿勢になること。さらに「先輩を質問攻めにする後輩は嫌われない」という。「オンエア見たんですけど、あの場面って実際どうなんですか?」や「なんでこんなに面白いことばかり思いつくのですか?」など質問は何でもいいという。「聞き上手で好奇心旺盛な後輩」を目指そう。 <取材・文/林健太>

◆書籍紹介
後輩力 凡人の僕が、友達5000人になれた秘けつ
著者:入江慎也 発行:アスコム
定価:1365円(税込) 好評発売中

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