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チュ・ジフン、兵役の2年間を語る

チュ・ジフン

チュ・ジフン氏

 大ヒット韓流ドラマ『宮(クン)』のクールな皇太子役で、日韓の婦女子の心をわしづかみにした人気俳優、チュ・ジフン。トップモデルから俳優に転身し、『宮』での大ブレイクの後も、話題性のあるドラマや映画に立て続けに出演していたが、人気絶頂のさなか突然の入隊を宣言。入隊式には100人余りの取材陣が駆けつけ、現場は騒然となった。  あれから2年……何度かの紆余曲折を経て再び俳優の道を歩き始めている。そんな彼に、軍隊での訓練と、それを経ての心境を聞いた。 「訓練の一環でマイナス25℃の世界で生活したことがありました。ある人から『キャンプみたいだ』って言われたんですが、全然違いますよ(笑)。あんな極限状態の現場で毎日警備している人がいるからこそ、今、僕たちは平和に過ごせているのだと、痛感せずにはいられません」  兵役で役者としてのキャリアが中断されてしまった、とは感じていないのだろうか? 「確かに、そう考えられる部分もあります。でも、軍隊に行っている時間も、俳優にとって充分助けになると思います。俳優にとって“経験”は大切ですから。そういえば、除隊後にアメリカの戦争映画を観たのですが、軍人役の俳優たちの敬礼に、ぎこちないという印象を持ちました(笑)。演じている人たちは兵役経験がないのでしょうね。普通はそうでしょう。本気で敬礼した経験がなければ、できないのは当然です。これは、アメリカ映画に限らず、すべての戦争映画について言えること。どの映画を観ても、戦地で働く俳優の中に、何人がぎこちない動きの人がいます。韓国人に演じさせれば、みんなうまくできるのにって、いつも思いますよ(笑)」  兵役は中断ではなく「経験」。より成長したチュ・ジフンの今後の活躍に期待大だ。 ※7/31発売の週刊SPA!「エッジな人々」では、チュ・ジフンが韓流ブームへの思いや今後の活動について大いに語っている。ファンならば、要チェックだ!! 本誌構成/菅原可菜 撮影/難波雄史(本誌) 再構成/SPA!編集部
週刊SPA!8/7号(7/31発売)

表紙の人/篠崎愛

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