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金沢駅地下 不自然に広い広場の意味は?

無数に存在する地下に関する都市伝説。陰謀、探検、秘密列車……。見えないからこそ興味はつきない。そんな地下の秘密を探るとともに、誰もが他人事ではない、「リアルな地下の恐怖」に追る! 【謎の地下列車】 ◆金沢駅地下。不自然に広い広場の意味は? 全国の鉄道を取材してきた川島氏は「石川県金沢市に怪しい地下広場がある」と話す。金沢駅東口に’05年3月に完成したものだ。 「だだっ広いのに店もなく、人通りもほとんどない。地元住民の間では『市が駅に転用しようと造ったのではないか?』と、噂されています」(川島氏)  そこで市の担当部署に聞くと、単なる噂ではなかった。 「以前からLRT(次世代型路面電車)など路線バスに代わる公共交通の導入を検討しています。実現すれば金沢駅を通る可能性が高いので用意したスペースです。ただ、新線を建設するかどうかは、決まっていません」(金沢市交通政策課課長)  なかなか本決まりにならないのは費用がかさむため。地方財政が厳しいなか、採算性が見込めない公共事業は市民の賛同を得にくい。では建設しないことに決まれば、この地下広場の「LRT駅予定地」は無駄になってしまうのでは? 「北陸新幹線が開通すれば人通りが増え、無駄ではありません。今もフリーマーケットなどイベントに使っていますし、有益です」(同)  ちなみに地下広場整備の事業費は約10億円。フリーマーケットで採算が合うとは思えないが……。
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閑散とした金沢駅東口地下広場。何年か後にはLRTが走るか?川島令三氏
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鉄道アナリストとして全国を取材。著書に『全国鉄道事情大研究シリーズ』(草思社)など 写真提供/川島令三氏 ― [ニッポンの地下世界]のヤバい秘密【6】 ―
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