インスタント麺をおいしく食べるために必要なこととは?
安くてうまい、そして手軽なインスタント麺。しかしその可能性は慣れ親しんだ”安定感”だけではない。自社製品を知り尽くしたメーカーの担当者や調味料のプロフェッショナル推奨のアレンジメニューとは? 無限に広がるインスタント麺の世界をとくとご堪能あれ!
アレンジ以前においしく食べるために必要なこととは?
最後にインスタント麺全般をおいしく食べるために忘れてはいけないポイントを伺った。
「沸騰したお湯で、製品に記載されている『調理方法』に従って作ることが何より大切です。例えば、かやくはお湯を注ぐ前に入れる、液体スープをフタの上で温めておく、お湯の分量を守る、調理時間を正確に測る……など、『調理方法』に書かれている細かな手順には、実は一つ一つ意味があります」(日清食品ホールディングス管理本部広報部・八木茜さん)
「『保管方法』と『お湯の温度』そして『蓋をしっかりしめること』。この3点をしっかり意識すれば最高の状態で召し上がっていただくことができるはずです」(東洋水産CSR広報部・吉澤亮さん)
自己流も結構だが、たまにはきっちりと手順を守りじっくりと味わってみてはいかがだろうか。
【忘れてはいけない3つの注意点】
◆湿気・日光は大敵と心得よ!
買い置きしたものは冷暗所に保存すると味が落ちていくのを食い留められる。特にフライ麺は光や温度の影響で油が酸化してしまうと、香り・味が大きく損なわれてしまうので気をつける必要がある
◆必ず沸騰した湯を使うべし!
湯を沸かす際に、ついつい湯気が立ち始めたところで火を止めがちだが、これではまだ水温は十分に高まってはいない。最高の状態で味わうためにはしっかり沸騰するのを気長に待たなくてはいけない
◆蓋に隙間を作るべからず!
お湯を沸かすのに使った熱いままのヤカンを、一度蓋を剝がしたふちの部分に押し付けると再び糊付けがされ密閉に近い状態にできるという裏技もあるとのこと。火傷には気をつけ実践したい
― インスタント麺を劇的にウマくする[奇跡の一手間]【5】 ―
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