隙を見せたら襲われるかも…外国人ゲストハウスの現実
近年、シェアハウスが人気だ。ただ、人気が高まるにつれ、トラブルも発生。都内のシェアハウスオーナーは、「最近は若い入居希望者が多く、なかにはノリで来る人もいて、管理が行き届かず住人間で問題が起こることもある」と話す。昨今のシェアハウスで巻き起こる、トラブルの実態を追った。
【CASE4】 「外国人に英語を教わりたい」希望を抱いた女子大生の悪夢
若い世代を中心に、「日本にいながら国際交流ができる」と人気の外国人ゲストハウス。だが、軽いノリで入ると思わぬ“異文化交流”をしてしまうことも。就活目的で上京した平田真美さん(仮名・22歳)は、「安く住めて英語の勉強もできるから、ラッキーぐらいに思っていたんですけど……」と話す。
「ネットで探して、HPに楽しそうな写真がたくさん載っていたので、そこに決めました。新宿区で家賃3万円の格安ドミトリーだったけど、立地もいいし、将来留学をしたいと思っていたので、その練習にもいいかなと思ったんです」
だが、実際に彼女を待っていたのは、「ここにいたら頭がおかしくなると思った」という空間だった。
「共有スペースだけでなく、ベッドのある寝室でも、毎日朝まで大騒ぎ。クラブ音楽が爆音で流れ続けて寝れないし、明らかにタバコじゃない煙の匂いもするし、英語の勉強なんて夢のまた夢でした」
さらになんとか寝られたとしても、酔った外国人が彼女の寝床に侵入。「ココはマジでやばい」と思い、1か月もたたずに脱出した。また、こんな被害ケースもある。
「ある日、自分のドライヤーや歯ブラシを勝手に使われていて、注意しても、一切無視。食糧や電化製品を盗まれるのもしょっちゅうでした」(29歳・女性)
「外国人と日本人はシェアハウスの概念が異なる」と話すのは、都内の外国人ゲストハウスのオーナーだ。
「もちろん、全員がそうではありませんが、外国人だと『シェアハウスは空間だけじゃなくて、そこにあるものすべてをシェアする』という認識の人が多い。文化の違いも理解しないとダメです。最近は韓流ブームに乗って来る人もいますが、すぐに退去していきますよ」
お手軽国際交流も楽ではない。
イラスト/タカミトモトシ
― 魔窟化するシェアハウスの(狂)ライフ【5】 ―

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