試乗会で明らかになったオスプレイの実力
「未亡人製造機」の実力やいかに? 普天間基地への配備を目前に控えた9月27日、防衛省と米海兵隊が米軍岩国基地で「オスプレイ試乗会」を開催。国会議員や自治体関係者、メディア関係者……そして週刊SPA!も含めた90人が実際にオスプレイに乗ったのだ。
東京方面からの参加者は埼玉・入間にある航空自衛隊入間基地に集合。川崎重工製の中型戦術輸送機C-1に乗り込んで、一路、岩国基地を目指すことに。もちろん、リクライニングシートなどはナシ。ハンモックのような布張りの座席のみだ。おまけに、けたたましいエンジン音。決して快適とは言えない空旅に、「オスプレイは、もっとうるさいのか……?」と不安が募る。
昼食を挟んで向かった米軍岩国基地では、米海兵隊がお辞儀でお出迎え。コクピットの撮影は禁止、指定された場所以外は撮影禁止……などの制約が課されると予想していたのだが、どこでも撮影OKなうえに、気軽に雑談に応じる海兵隊員ばかり。フレンドリーすぎる対応は、オスプレイに対する自信の表れなのか。
取り急ぎ、オスプレイの全貌をとらえた写真を公開するが、搭乗レポートと詳細は、10月2日に発売する週刊SPA!10/9・16合併号を一読してもらいたい。 <撮影・文/池垣完(本誌)>
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