一見、穏やかに見えるガールズトーク。しかし、その水面下にはかくも恐ろしい本音が隠されている!! ◆モテたいけど意図的なモテはNG!? 「モテたくないわけじゃないけれど、意図的に狙ってモテるのは、ちょっと違うと思うんですよね」 　そう語るのは、顔立ちはキレイなのにモテないオーラを纏ったOLの上原彩さん（仮名・28歳）。 「男受けだけを考えているモテカワ軍団は、自分たちだけ職場でバレンタインにチョコを配ったり、ボディタッチもバリバリ。ここは仕事をする場所ですよと教えたくなります」と手厳しい。何げない職場での一コマの陰で歯がみしている女たちが存在したとは!! 　逆に巻き髪がデフォルトの出版社営業・小宮山潤子さん（仮名・30歳）は「こっちは日々、ネイルだヨガだって美容や体形維持のため努力しているのに、モテない系の人たちって『時間があっていいよね～』とかイヤミなんですよね。そのくせ、社内でバーベキュー大会とかあると、普段はおとなしいくせにがぜんハリキリだして、炊事場を仕切ったり、ちゃっかりアピールしてる」と徹底抗戦の構え。 　そんな彼女たちが共通のエネミーとしているのがヤリマンだ。 「ウチの会社の後輩は彼氏持ちなのに男に媚びまくり。飲み会でちやほやされていい気になってるんです。だけど、前の会社ではセックス爆弾と呼ばれていたらしく、人間関係を壊しまくったうえ、辞めさせられたらしいですよ」と冷笑交じりに話してくれたのは、出版社勤務の岩園美穂さん（仮名・34歳）。動物界では、ナワバリを荒らす個体を群れが許さないように、女を武器にモテようとする女を女が差別するのは、当然なのかもしれない。 ― 女の女による[選民意識]が怖すぎる【4】 ―