「韓国の原発は日本より100倍以上安全だ」の根拠
7/26発売の週刊SPA!!「お隣・韓国は爆発的に原発推進中!」特集では、原発推進にアクセル全開で突き進む韓国の勢いを取材した。
福島原発事故直後の3月14日、韓国政府の企画財政部・ユン・ジュンヒョン長官が「我々の原発は日本より100倍以上安全だとの報告を受けた」と発言した。
また、韓水原が作成した「福島原発事故関連Q&A」という80ページに及ぶ冊子では、福島事故の原因や炉の構造などを韓国原発と対比し、安全性をアピール。
「我が国の原子炉が中東諸国に輸出されているのも、世界トップだった日本にひけをとらない技術力が認められ、約30年近く周辺環境に影響が及ぶような事故がなかったことが信頼されたものと考えます。スリーマイル、チェルノブイリ事故で原子力技術が収縮していった時にも、立ち止まることなく新規技術の開発を続けた成果です」(韓水原・古里原子力本部(釜山広域市)関係者)
福島原発事故で世界が脱原子力に向かうことも好機と捉えているようだ。
また、各地の企業や学校などで放射能工程安全教育を行う、韓国原子力アカデミーのチェ・ユンソク氏は、こう説明する。
「韓国では大地震は起こらず、津波の心配もほぼないため、福島のような事態になることはありえない。それに、福島は人災の側面も強かった。しかし原子力に反対する人々の話を聞いていると『万が一』論が多い。実際に起こり得にくいシーンをわざわざ想定して言っているのです。設計寿命30年を過ぎた原発の延長稼動にしても世界的規準に沿っているし、現に世界中の先進国がそうしている。そもそも機械は故障を直しながら使っていくものです」
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