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週刊誌の女性器論争に終止符!? 大人気企画に警告

女性器

「女性器ブーム」の火付け役となった、性器の石膏模型のグラビア(『週刊ポスト』)『週刊現代』も追従した

「女性器をかたどったアート作品の写真が、わいせつ図画公然陳列罪などにあたる可能性があるとして、警視庁が「週刊現代」(講談社)と「週刊ポスト」(小学館)に対し今後の掲載を止める警告していたことが分かった。  警告対象となったのは、イギリス人の芸術家が複数の女性器の型を石膏で取った作品の写真。『週刊ポスト』は、完成した作品の写真や、制作途中で撮影した女性の下半身の裸の写真などをカラーで掲載。週刊現代も、作品の白黒写真などを載せていた。  部数や内容でしのぎを削る2誌は、今年から競うように、袋とじやカラーページで「研究モノ」を連発。「AV」や「乳房」「下着」などのラインナップに加え、警告対象となった上記の8月の記事が「女性器論争」の火付け役となったようだ。  それ以降「超音波映像でとらえた!オーガズムで動く女性器」「女性器座談会 あなたの『常識』は他人の『非常識』」「日本女性『外性器の研究』1万人にひとりの女性器」「ついにとらえた絶頂Gスポット」「美女医5人が集中講義『イケる女性器、イケない女性器』」「日本人の外性器 においと水分の研究」「性交中の男女MRI画像の衝撃」等々、ヒートアップの度合いは増すばかりだった。  出版関係者はこう語る。「8月の石膏写真掲載号がバカ売れしたことに味を占めた、『週刊ポスト』が女性器を連発、ライバルには水を空けられじと『週刊現代』も追従して今に至ります。表現の自由が保障されているとはいえ、さすがのお上も両誌の”性器のデッドヒート”に重い腰を上げざる得なかったのでしょう」。 「研究」と称し、あくまでも真面目な体裁を取ったことが、オヤジたちの知的好奇心に訴え、ヒットに繋がったとも言われている。週刊誌界を席巻した「性器の論争」にはひとまず終止符が打たれそうだ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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