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国会、経産省、都庁はどれだけ節電してるのか?

― [やりすぎ節電]トホホ白書【8】 ―

国民に節電を訴える官公庁の節電ぶりはどれくらいなのか? まず国会は衆議院、参議院ともに冷房の設定温度は28℃、エレベーターの運行は半減、国会議事堂の中央塔のライトアップは中止といった基本は押さえてる。で、センセイ方の反応は?「28℃設定は数年前から実施してるので問題ないが、照明に関しては本会議場では基本的に昼間はほぼ消灯、夕方でも3分の1程度に抑えてるため、当初は『暗い』との声があったようです」(参議院広報課)。

 お年寄りも多いし、暗がりで転倒ってなことにならんよう……。

 経済産業省の節電はさらに細かい。業務用の携帯・PHSの充電は夜行う、執務室内の電気ポット、電子レンジ、コーヒーメーカーはほとんど停止、トイレの温水・便座温め機能もストップなどを実施。さらに「各課室ごとに節電担当を選び、身の回りの細かい節電をチェックしてもらってる」(経産省厚生企画室)とは、ご苦労さまです。

 そして、都知事の一声で「庁舎25%の節電」を目標に掲げた東京都。エアコンや照明等々の節電の結果、「現時点(7/5)では達成してます。ただ、そもそも25%とは昨年の夏に最も電力を使った日から25%削減するということなので、今後さらに暑くなればなるほど達成は厳しくなる。天候頼みという部分もありますね」(財務局建築保全部庁舎整備課)という。

◆都庁の広いフロアに給茶機が1台だけに!

 職員はというと「正直、不便なところもあります。エレベーターの稼働減による混雑解消のために昼休みを時差制にしたのですが、自席で弁当を食べる人は仕事中の人に気兼ねして食べづらいという声があったり。また、広いフロアに4台あった給茶機を1台にしたので、熱中症を防ぐためこまめな水分補給を呼びかけたりも。でも都民の方に15%節電を強いておきながら、我々が同じ15%というわけにもいきませんからね」(総務局人事部職員支援課)と苦笑。

 ちなみに都では約100万世帯を対象に3000人ほどの「節電アドバイザー」を派遣し、家庭での節電チェックをしてるとか。「東電や東京ガス、生協など家庭と接点を持つ会社の方々が、検針や配達の際に節電のアドバイスや啓発を行っています」(都市地球環境部計画調整課)。おせっかいな気もするが、果たして効果のほどは!?

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