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ペニオク業者激白「芸能人ブログは広告効果が桁違い」

昨年12月7日に「ワールドオークション」による詐欺行為が明るみになり、芸能界にまで波紋した「ペニーオークション」。その後にタレントのほしのあきや小森純、熊田曜子、ピース綾部などが、自身のブログで“やらせ広告”を掲載していたことが次々と判明し、様々なメディアで取り上げられたのは御存知の通り。そこで、複数の関係者に芸能人が“詐欺ブログ”に手を染めるカラクリや、業者が“ぼろ儲け”できるペニオクの裏側を語ってもらった

◆芸能人ブログは広告効果が桁違い

イメージ ペニオクのシステム代理店幹部のA氏によれば、’11年の消費者庁による利用への注意喚起などにより、集客用の広告出稿がほぼできなくなってしまったという。業者はその後もアフィリエイトでの集客を試みたが、ユーザーが獲得できず、目をつけたのが芸能人ブログだった。

「次にペニオク業者はスパムメールや2ちゃんねる系のまとめサイト、ブログなどのステルスマーケティングで集客するようになった。しかし、芸能人ブログは広告効果が異常に高く、みなこぞって群がったのです」

 A4用紙数枚にわたる内部資料には芸能人の名前と値段、アクセス数などがリスト化されていた。

「芸能人ブログの広告は認知度やアクセス数の多いアメブロが人気です。しかし’11年頃からの広告規定の改正により、掲載が難しくなりました」

 そこで出番となったのが、芸能事務所と企業を直接繋ぐ「パイプ役」、この資料を提供してくれたB氏のようなブローカーだ。基本は事務所との交渉だが、ツテがあれば本人との直接交渉もするという。

「アメブロが仲介すると利益の大半は運営元のサイバーエージェント社に落ち、事務所には数割しか支払われません。我々が作成したリストを見ればわかるとおり、記事1本の価格は非常に安価です。アメブロが仲介する場合は、この倍以上の価格になってしまいます」

 B氏によれば、ブローカーも2~3割の報酬を得るというが、それでもアメブロを通すより芸能事務所の実入りは多いという。

「私はそこそこ名の売れたグラドルやモデルを中心に交渉していましたが、大半は二つ返事で乗ってきました。先方にはもちろん、グレーな商材だ、ということを伝えた上でのことですが。詐欺まがいだとわかっていても背に腹は代えられませんからね」

 1回ブログを書くだけで数十万~数百万が転がり込んでくる。ペニオクは芸能事務所にとっても禁断の果実であったようだ。

― ペニオク業者、ぼろ儲けのカラクリ全部バラす【2】 ―

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