雑学

吉祥寺の粋な音楽酒場 ときどきフットボールバー

―酔っ払いの達人・大竹聡オススメの名店 その11―

 週刊SPA!にて連載中の「アホほど飲むな!」。『酒とつまみ』元編集長・大竹聡氏が、アホほど飲んじゃった愛すべき人々の織りなす人間模様を綴ったエッセイなわけですが、当欄では大竹氏「オススメの名店」についても少し紹介しています。

 そこで日刊SPA!では、誌面に載った名店の魅力について、より詳しくご案内していきたいと思います。

◆音楽と店主のトークに酔いしれる

吉祥寺ハバナムーン ホルモン焼き屋や串焼き屋、大衆居酒屋系の紹介が多い当欄ですが、今回は趣向を変えて、オシャレなバーを大竹氏に教えてもらいました。

 吉祥寺駅の北口ロータリーを抜けて5分ほど歩くと、暗闇にポッと橙色の光で照らされた音楽酒場「ハバナムーン」があらわれます。

 店内は外からの見た目以上に奥行が深く、長~いバーカウンターには、ゆったり腰をかけられる長椅子と、奥には小上がりも。お店に入ってまず目を引くのがアナログ盤で、カウンターのうしろに約3000枚のレコードが陳列。

 ’95年の5月5日にオープンしたハバナムーンは、もとは南口にありましたが、6年ほど前に北口に場所を移して営業。自身も学生時代から吉祥寺「のろ」(※音楽好きに愛された居酒屋&ライブハウスで、フォークの神様と呼ばれた高田渡さんや本誌SPA!でもおなじみ久住昌之さんも通っていたそう)などで飲んでいたというマスターの木下聡さん。吉祥寺を選んだ理由を「風通しがいいからですかね」と笑いながら話してくれました。

 また、普段は心地よい音楽をつまみにゆったりとお酒を味わう……という雰囲気のお店ですが、実はサッカー好きのマスター(どこサポかはお店に行って確かめてくださいw)、ときにフットボールバーになることも。お酒、音楽、スポーツと造詣の深いマスターとのトークはついついお酒が進みます! 記者は同郷の埼玉県北話で盛り上がりました。

 さらに活気づくのは、定期演奏会「唄は元気だ」。これまで38回目を迎え、ドラマ『深夜食堂』の主題歌を歌っている鈴木常吉さんや福岡史朗さん、イノトモさんらのライブからスタンドアップコメディアンのナオユキさんによるネタ披露など、お酒と音楽と笑いが溢れる空間に酔いしれることができます。

 吉祥寺にお寄りの際は、ぜひぜひその扉を開けてみてください。

●「吉祥寺ハバナムーン」
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-21-9 パールコート吉祥寺1F
【電話】0422‐23‐4688
【営業】19:00~3:00
【定休】不定休

<撮影/高仲建次 取材・文/おはつ(本誌)>


ハッシュタグ




おすすめ記事