立ち飲み屋で同じ料理を何度も頼むのはNG?
何げなくやっていることが実は嫌われる原因になっていた……なんてのは、職場でも男女間でもよくあること。それはお店とお客の関係でも同様だ。クレーマーや明らかな迷惑行為は別にして、店側から見た[好かれる客/嫌われる客]の“ありがち言動”を、各業種のプロに聞いてみた!
【立ち呑み】
◯混んできたらサッと帰る客
×同じ料理を何度も頼む客
「ウチのように狭い店だと、大人数で来られると困っちゃいます。無意識に声が大きくなるし、時間も気にしなくなる。空くのを待っているお客さんもいますから。逆に店が混んできたと思ったら、サッと帰るお客さんは最高ですね」(北千住「徳多和良」)。酔っても、ほかの客への気遣いは大切だ。
注文の際も同様で、「同じ料理を何度も頼むと、ほかのお客さんに回らなくなる場合もあるので考えてもらえるとありがたい」とか。頼み方としては、ほかの客が注文したものに乗っかると作るのもスムーズだし、早く出てくるのでおすすめ。さらに「立ち呑みは何でもすぐできると思われるのか、焼き物など時間のかかるものがほかの料理と一緒に出てこないと『あれも頼んだんだけど』なんて言われるのはちょっと……。丹精込めて作っているからこそ多少の時間をいただいているので」とは、つい言っちゃいがちなだけに要注意。
帰る際には「皿やグラスをカウンター内から取りやすい位置に寄せてくれる心遣いはありがたい」し、やはり最後に「おいしかった」と言う客はうれしいよう。「まあ、やたら『おいしい』を連発されると、味わかってるのかなって思っちゃうけど(笑)。ずっと一人でムスッとして飲んでたお客さんに、帰り際『おいしかったよ』とか言われるとよけいうれしかったりするよね」ってギャップ萌え!?
― プロが回答した[好かれる客/嫌われる客]白書【6】 ―
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