愛媛県の「タルト」は普通のタルトとちょっと違うらしい
―[全国[ローカルおやつ]自慢大会]―
幼い頃に親しんだお菓子が、よその土地では存在すら知られていないことに驚愕したことはないだろうか? 郷愁を誘う味があれば、味で呼び覚まされる記憶もある。あなたのローカルおやつは何ですか?
【中国・四国】
「全国区でないことを今知りました。ショック……」(34歳・女)と、岡山県出身者が悲痛の声をあげた『シガーフライ』(梶谷食品)。
⇒【写真】『シガーフライ』はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=488609
「テッパンのおやつ」(39歳・女)と言われるだけあって、「遠足で製造工場見学に行きました」(42歳・女)、「チョコレート菓子だと太るので、受験勉強のお供にシガーフライ」(38歳・女)と、味は思い出とともに記憶される。
香川県からは、婚礼菓子『おいり』という丸いカラフルなあられが諍いの思い出とともに。
「おいりは小さくて薄味で、2枚だけせんべいが入っているんです。そのせんべいは厚みがあるから、甘さも食感もあって美味。このせんべいをめぐって子供たちが奪い合い(笑)」(37歳・男)
縁起物だし、幸せは分け合おうと言っても子供には通じまい。
また、ローカルおやつはCMとともに記憶されることも多いよう。
「黄身餡が特徴的な香川県の饅頭『名物かまど』。CMソングの作曲を中西圭三さんが手がけていました。これが彼のプロ初仕事だというウワサも流れた」(35歳・男)
「広島県『竹屋饅頭』のCMにはお店の看板おばあちゃんが出演。推定80歳以上で、腰の曲がった小柄なおばあちゃんがかわいらしくて」(38歳・女)
愛媛県では「『一六タルト』(一六本舗)のCMには伊丹十三さんが出演していました」(32歳・男)。
ちなみに、愛媛県ではカステラ生地に餡をロールケーキ状に巻いたものを「タルト」と呼ぶとかで、「ハタダの『栗タルト』が大好きだったが、東京に来て、これをタルトとは普通呼ばないことに驚いた」(29歳)という男性も。
⇒【写真】『一六タルト』&『栗タルト』はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=496369
『梶谷食品 シガーフライ』 こんがり香ばしく焼き上げたあっさり塩味で食べやすい一口サイズです |
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