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「エロ要素をウリにするゲームに物申したい!」爆乳プロデューサー・高木謙一郎

高木謙一郎

本日も絶好調の高木P

―にゅうにゅう高木の「炎のリビドー」― 【第4ぱい目】「裸のゲーム作り」  漢には人生において越えるべき大きなお山が2つあるのです。  それはとても柔らかくて包み込まれるような優しさを持ちつつ、時に登頂を許されない厳しさを持つ永遠のロマン「おっぱい」。  こんにちは、にゅうにゅう高木です。本当は隔週連載なのに非常に思い付きにも見える不定期更新が続く満を持しての4ぱい目! だからと言って何か特別な事がある訳でも無く今日も突然ですが「学生服」「ブルマ」「パンツ」が好きだという話です。皆さんそれぞれの性的フェティシズムを持っているかと思いますが、私のは割とオーソドックスな嗜好といえるでしょう。特にスクールセーター系学生服が好きなのですが、特殊な魔法でもかかってるかのように正直誰が着ていてもカワイク見える。学生時代に叶えられなかった想いを再び! とかやり残した後悔も無く、学生に戻りたいとも自分で着てみたいとも全く思わないのですが、惹かれる。まぁ、この辺の理由は深く考えてもしょうが無く、生徒を集めるために「女子がカワイク見えるように作られているから」とか軍服デザインと同じような理由なのでしょうかね。  そんな学生服好きも思えばセーラームーンにハマってからですが、ゲームでもそのような性的嗜好を刺激するようなタイトルが沢山あります。  その中でも一番印象深いのは俺が高校生だった20年前にある家庭用ゲーム機で発売された1作。制服成分としては少なめで登場キャラは全て女性で、キャラクターデザインも結構当時としては可愛かった。  ただ確実にゲームとしてはヤバイ匂いがプンプン! しかし自宅で1人堪能できるエロに軽く釣られてどうにもこうにも抑えられない衝動を胸に秘め、なんと定価で1万円近くの本作へ特攻!! 大丈夫だ、これまで何度も同じように騙されてきたじゃないか。七転び八起きの精神で立ち向かい続け、誰の意見にも左右されずに、自分が遊びたい、欲しいと思ったゲームを買うだけ。  ゲームを買った帰り道、チャリを漕ぎながら自問自答を繰り返し、一瞬でも早く家に着き、きっと桃源郷の待っているこのソフトの箱を脱がしてやりたかった。  そのひねくれ者の高校生は流行や売れているゲームをあえて避け続けていた。 「だって、初めから面白いと解っているゲームを遊んでも面白いんだから、それは面白くないんだよ」  それが口癖でした。  ……しかし数時間後の予想出来た未来。  あまりの面白く無さに放心……当時の1万円はあまりに大金、これからの数十日をどうやって俺は暮らしていけばいいのかと絶望……、大人しくゲーセンでネオジオしてれば良かった……、いや面白くないのは良いとしよう、エロくもなんとも無いのは頂けない。折角の短いスカートも謎の影で中が見えないし、どんな体勢でも股間に張り付くスカートをどうにか……、どうにか捲れないのか!!  朦朧とする意識の中で必死に「今、このゲームが面白く感じないのは自分の遊び方が間違っているに違いない!」とブツブツ自己催眠をかけつつ遊び方を模索するも、空しく徒労に終わる。  今すぐそのソフトを本体から解き放ち、自分の選択が間違っていた事を潔く認めて1分1秒でも速く中古市場へ流してやれば俺の半分は救われるはず。しかしゲーム作りを目指す者として、与えられた状況の中で如何に工夫して自分なりの遊びを生み出すのか? が出来なくてはいけない。  そう思い努力を続けるもダメだ、きっとまだ俺の修行が足りないのか……。作った人たちには申し訳ないが、これはダメだ。  きっと俺の気付かなかったシステムや楽しい何かが記載されているに違いないと信じて最後の希望「取扱説明書」を開きました。  そこには4ページにも渡り全く意味不明なストーリーが書き記され、後半には謎のコミック……。オヤジギャグのような説明分の数々……、美少女は何処?  なぜ、俺が、僕らが求めている内容が無いのだ!!!  こんな時、思っていました。 「なぜこんな興味をそそる方向性のゲームを面白く作らないのか?」  どんなに面白いゲームを作ったとしても、「知ってもらえない」「興味を持ち、手に取ってもらえない」と意味が無くなります。  作り手にとって「隠れた名作」なんて冠は屈辱のはず。エロという要素程に吸引力が高く広い玄関を用意したのであれば、最初で最大の難関を越えられる可能性が大きく高まるというのになんともったいない……。  どのくらいもったいないかといえば、その後も何作か新作が出たので、という事は全国的に懲りずに買い続けた人が沢山いたという事実な訳で。。。  私もかれこれ10年以上業界にいますので、エッチな要素を入れれば、とりあえず売れるから中身はどうでも良いという人に出会うことがあります。アイデアに困って、「とりあえずエロ」を入れたりしているのを見ます。確かにそれで売れちゃったりするのですが、少々悲しいです。  個人的に「エロ」も「アクション」も大好き。それらの快感連鎖は最高のゲーム体験を得られる方法のひとつだと信じています。  もう1歩先の何かがあるはずだと。  こんな十代の経験、悲しみ・苦しみ・怒りを経て作り上げた「閃乱カグラ」シリーズは、エッチな要素が全面にあるのにゲームとしてちゃんと遊べる、面白いを実現してきました。「どうせ、エロだけでしょ?」なんて言わずに気軽に遊んでみてください。意外と面白いですから!  今日の最後にお知らせがありまして、8月1日(パイの日)=『閃乱カグラ』の日!と勝手に決めてしまった「『閃乱カグラ』真夏のにゅうにゅう祭り」を開催中です。ダウンロード版期間限定SALEなどお楽しみ企画が満載ですので、これを機会にぜひ楽しんでもらえればと思います。 ●公式特設サイトはこちらから⇒http://www.maql.co.jp/special/game/vita/kaguraversus/special/nyunyufes/
TVアニメ「閃乱カグラ」

TVアニメ「閃乱カグラ」。太巻きを食べるおなじみシーン

 なんだかんだ言いながらも今回名前は伏せつつも紹介したゲームは発売から20年経とうとしているのに記憶に残り、色んな意味で未だに好きですからそれはそれで凄いなぁ、なんて思うのです。  ではまた! 【高木謙一郎氏】 1976年生まれ。株式会社マーベラスAQL所属のゲームクリエイター。おっぱいが大きな女のコが出てくるゲームでは“爆乳プロデューサー”を名乗っている。代表作は、『閃乱カグラ』シリーズのほか、『一騎当千』ゲームシリーズ『勇者30』シリーズなど
閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明- (通常版)

“爆乳プロデューサー”代表作

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