更新日:2016年02月15日 22:18
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防衛省の情報ソースは「ミヤネ屋」と2ch!?

尖閣問題で中国の不法な攻勢が続くなか、驚くようなニュースが飛び込んできた! なんと中国空母に日本人が乗っているというのである! 噂の真相をさぐるべく、関係者に徹底取材した(※参照 https://nikkan-spa.jp/507264)。そこで見えてきた、自衛隊の問題点とは!? ◆「ミヤネ屋」と2chで情報収集? 防衛省インテリジェンスの実態
東京・市ヶ谷の防衛省

防衛省(東京・市ヶ谷)

 自衛隊の情報収集能力に問題はないのだろうか。日本のインテリジェンスを担うのは防衛省情報本部だ。  情報本部は、東京・市ヶ谷の防衛省内にある本部のほか、全国6か所に設けられた通信所からなる。これら情報本部の組織には、外国語を専門とする事務官のほか、情報畑の陸・海・空の自衛官を配置、日々、任務に当たっている。  一見、「情報のプロ」と思える彼らだが、その実態はとても安全保障に携わる者のそれとは思えない。関係者に取材すると、情けなくなる話が出てきた。  地方の通信所に勤務する情報本部員はその実態についてこう語る。 「毎日、諸外国からの通信を傍受しているが、大した情報はほとんどない。だから、もっぱら国内の政治・治安情勢に関わる情報収集に徹している。といっても、日課は、情報収集と称して『ミヤネ屋』を見たり、2ちゃんねるをチェックすること(苦笑)」  別の情報本部の海曹長も言う。 「たまに外国語の資料を翻訳・分析して、偉いさんに上げていれば文句は言われないんです。陸上勤務で9時5時の世界。これくらい楽させてもらわないと」  外国語を専門とする情報本部員でも、外国語が大の苦手という隊員も。海上自衛官として入隊したものの、艦酔いがひどく、艦艇勤務に耐えられないから情報本部入りした者も少なくないという。  一方、とんでもない“副業”の話も出てきた。 「護衛艦や潜水艦の通信員は、寄港地の風俗店や飲み屋の情報を収集するという任務も帯びている。だが、陸上勤務の情報本部では、艦乗りと違い、手当もないので給料が安い。だから、安くて質がいい風俗店情報を探すのも立派な任務です。また、合コンのセッティングも重要な任務。例えば遠洋航海前などの隊員の送別会では、自衛官目当ての女性を集めることも情報本部員の腕が試されます」  これらの話はごく一部と信じたいが……。 ― 中国空母「遼寧」に日本人乗組員がいる!?【4】 ―
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